暗黒と緊迫〜これぞ悪魔の城〜

フジテレビ721ゲームセンターCX」。1日遅れで見ました。
「有野の挑戦」今回のソフトは「悪魔城伝説」(1989年、コナミ)。久々のファミコンソフト。
悪魔城ドラキュラ」シリーズの第3作で、バンパイアハンターであるベルモンド一族の
ラルフ・C・ベルモンドが主人公。
今回の任務は「全10ステージを攻略して、エンディング画面を見る」こと。
ただし今回、AD浦川が「別番組のロケで留守」という、ハードな状況である。大丈夫か有野課長
・運命の分かれ道
このゲーム、ステージをクリアするといくつかの「分岐点」が出現。選ぶコースによって
その後の展開が変わってくるという。
ステージ1の後、上と下に分かれたコースが出現。下のコースを選んで進むと・・・
ステージ2をとばして、いきなりステージ3。
森に居るフクロウが、一斉に襲い掛かってきた!「忍者龍剣伝」の時以来の鳥アレルギー発症。
見かねたイノコMAXことAD井上が、アドバイスをしに来た−
「有野さんが選んだのは、とても近道のルートなんですけども。難易度が高めなんですね」
ステージ1からのやり直しを提案。「別のルートから行くとですね。『いいこと』もありますんで」。
・救出劇
ステージ2・上ルートは時計塔の中。敵は少ないが、上方向スクロールなので油断すると落ちてしまう。
そしてボス・グラントに遭遇。壁に追い込み、斧で倒す。
決して楽な道ではなかったが・・・「いいこと」が待っていた。倒したはずのグラントが、
ベルモンドの仲間になったのである。「『コナミワイワイワールド』風、みたいなことかな」。
・便利な能力
グラントを引き連れて、ステージ3へ。ジャンプ力と攻撃力に優れるグラントは、先程のフクロウ地獄を
難なく突破。ステージ4へ進む。
底なし沼地帯もグラントの「壁張り付き」で乗り越え、ボス・吸血コウモリのところへ。
だがしかし!このコウモリ、攻撃するたび分裂して数が増えまくる。
大苦戦の末、どうにか攻略。「壁張り付き」もまた「忍者龍剣伝」にあったような技。
・起こしちゃった?
ステージ5は吊り天井などの仕掛けが多く、ちびちびと進むしかない持久戦。
切り抜けた先に、棺桶が・・・その中から中ボス・アルカードが現れた!
大魔界村」のベルゼバブみたいに、コウモリに化けたり固まったりで集散を繰り返す。
敵のHPが残り「1」というところまで追い詰めながら、惜しくも負ける有野課長
「ああいう接戦に弱いなー。ウチの社風なんかな、って思うぐらいやな」。
・ALUCARD←→DRACULA
そしてアルカードもグラント同様、倒した後ベルモンドの仲間にすることができる。

アルカード「わたしとともに ドラキュラをたおしにいってはくれまいか?」

「本気で俺を殺そうとしてたしな」いぶかりながらも、アルカードを仲間にした有野課長
ちなみにアルカードを仲間にすると、グラントは去っていく。
アルカード・・・ってどっかで聞いたような。そう思って調べてみたら
後に「悪魔城ドラキュラX〜月下の夜想曲」の主人公になるキャラだ。
・どうにもひ弱で
アルカードを仲間にしたものの・・・イマイチ使いこなせない有野課長
「さっきのオッサンの方が強かったん違うの」。
プレイヤーをベルモンドに戻し、ステージ5の本ボス・スカルトナイトキングを撃破。
・狼男は居なかったが
次なる舞台は、いよいよ本丸「ドラキュラ城」。アルカードにチャンスを与えるが・・・
コウモリにやられている。「ドラキュラ、コウモリにやられるって。アカンやん」。
が。取扱説明書を見て「空中浮揚能力」があることを知り、ステージ6のボス・
フランケンの所にたどり着く。
「ドラキュラやってんのに、フランケン出た」。
そのフランケンを撃破した課長曰く「次、狼男かなー。最後『怪物くん』なんのかな」。
・地味な難所
そしてステージ7へ。池に落ちたり分裂コウモリにやられたり、次々と降って来るブロックにやられたり・・・
で。ゲームオーバーの連続。アルカードで空中浮揚しても、ブロックに叩き落される。
心が折れるなー」どんな苦境に立たされても出なかった言葉が、有野の口から出た。
「『忍者龍剣伝』より、なんかタチ悪いな。優しそうでタチ悪いな」理不尽さは「忍者龍剣伝」以上か。
・助けてー
途中、AD井上が助っ人としてプレイしたが・・・それでもステージ7脱出ならず。
実に7時間半も、ここで足止めされてしまっている。「有野の挑戦」史上最悪の展開。
そこへ。あの男が駆けつけた−AD浦川だ!
「井上から、とにかく非常事態だと連絡を受けまして」別番組のロケを抜け出して来たと言うのだ。
(このゲームは)やったことないです、と言いつつも・・・持ち前のゲームセンスでサクサク進む。
が。例の「ブロック降り注ぎゾーン」でゲームオーバー。浦川の力をもってしても、ダメなのか。
・冷えピタには「延長せず」
挑戦開始から14時間。もはや絶望的な状況である。
AD井上が「ラストステージのパスワード」を持ってきた。いきなり最終ステージをプレイして
せめて自力でエンディング画面を出してもらう・・・という方向に、任務が変更された。
やはり最終ステージに挑むのは無謀なのか。もはやテクニックではなく、気力の勝負。
・だからコントローラーを離すなと(略)
最終ステージプレイ開始から1時間半。ついにラスボス・ドラキュラ公爵が登場。
プレイヤーをベルモンドにスイッチ、十字架を手に入れて攻撃しまくる!
そしてついに、ドラキュラ公爵を撃破!
やった!倒した!・・・と思ったら。
その後に“真のラスボス”が登場!「ドラキュラ関係なくなってるやん!」
・心は粉々
挑戦開始から16時間。有野課長に、その時が来た。「ご決断の程をお願いします」。
「もう1回やらしてください!」どうしても自力でエンディングを迎えたい。それが課長の意地。
ラスト1機にすべてを賭ける・・・意地でドラキュラを撃破!
そして変身後。ガイコツから滴る血は、しゃがんでいればダメージを受けずに済むことを発見。
落ち着いて対処し、ついにボスを倒した!
「やったー」・・・と思ったら。
3体目、しかも巨大なボスキャラが出現!!!あっさりゲームオーバー。
「3体目出てこられたら、もう勝てないっすわ」天国から地獄へ・・・第6ステージ、2連敗です。
2連敗スタートは、ドクロ王の呪いなのか・・・!?
・新作宣伝タイム
ロングセラーの「悪魔城ドラキュラ」シリーズ。またまた最新作が、ニンテンドーDSで登場。
悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス」。「蒼月の十字架」に続く、DSドラキュラの第2弾。
ムチ使いのジョナサン、魔法使いのシャーロット−能力の異なる二人の主人公を使い分け
「ドラキュラではない別のバンパイア」が支配するという悪魔城の謎を解け!