高校生ドラフト

高校生を対象にしたプロ野球ドラフト会議(高校生ドラフト)が開催された。
通称「ハンカチ世代」。されど、その名の由来である優勝投手・早稲田実業斎藤佑樹投手は
大学進学希望のため、ドラフトには不在(笑)。
今年は甲子園を沸かせたスターだけでも“豊作”なのだが、都道府県大会で敗れ去った選手にも
隠れた逸材がたんまり居るそうで。
・今年の「悲喜こもごも」
注目の駒大苫小牧田中将大くんの交渉権を獲得したのは東北楽天。人気・成績の両面で
弱小チームを救ってやれ!
八重山商工大嶺祐太投手は、千葉ロッテが交渉権獲得。希望していた福岡ソフトバンクではなかったので
「監督や家族と話し合って決めたい」と慎重な(後ろ向きな?)姿勢。
・ドラゴンズ一家
愛工大名電堂上直倫くんは地元・中日がクジを引き当てた。彼のお父さん(堂上照=てらし=さん)は
中日の選手で、現在同球団の寮長。お兄さん(堂上剛裕内野手)も、2004年に名電から中日入りしている。
これで親子鷹・兄弟選手誕生ですな。
中日は堂上くんの他、横浜高校の主将だった福田永将捕手を3巡目で指名。
・前評判はハンカチ王子以上
もう一人、注目の実力派が居る−埼玉・鷲宮高校の増渕竜義くん(ヤクルトが交渉権獲得)。
増渕くんは甲子園出場こそならなかったが、埼玉県大会の時点では実力No.1の呼び声が高かった投手。
ちなみに彼のお母さんは、ヤクルトレディーとして働いてるそうです。完璧ですやん(笑)。
・その他、注目の逸材
その増渕を、西武も指名していたが・・・クジ引きで外れ。埼玉栄木村文和投手を1巡目で、
中部大第一の朱大衛(しゅ・だいえい)投手を3巡目で指名。この朱投手、愛知県大会は
ベスト16止まりでしたが、注目度は高かったです。
PL学園の“桑田二世”前田健太投手は、広島が1巡目指名。およそ相思相愛?
三重高校の梅村学人(うめむら・まなと)投手はオリックス3巡目指名。こちらも「潜在能力あり」の評価。
三重高は甲子園でさっさと敗退したので、使い減りもしていないだろう(失礼な!)。
・期待してるよ
当初、堂上くんを指名するもクジで外れた阪神。最終的には3選手を指名−
1巡目:野原将志内野手長崎日大
3巡目:橋本良平捕手(智弁和歌山
4巡目:横山龍之介投手(日本文理
野原くんもこの夏の甲子園には出場していないが、走・攻・守の三拍子揃った「九州の逸材」だそうで。
(ドラフト関連ニュース→http://www.asahi.com/sports/bb/draft2006.html