思い出せ！荒ぶるダイノガッツ

「轟轟戦隊ボウケンジャー」（テレビ朝日系）。
バンダイ「ボウケンジャーキャンペーン」に応募して選ばれた子供たちが、エキストラ出演。
新たな戦士・大剣人ズバーン（声：堀秀行）に触りまくり（笑）。

30戦隊大全集「爆竜戦隊アバレンジャー」（2003年）

「ジュウレンジャー」以来の、恐竜をモチーフにした戦隊。
ただし地球の恐竜ではなく、異次元空間にある地球そっくりの星「ダイノアース」で
氷河期を免れて超進化を遂げた「爆竜」と呼ばれる生き物（＝巨大ロボ）が登場する。
・人間が古来から持つ力
敵組織・エヴォリアンは、そのダイノアースを侵略。次の標的を「アナザーアース」（＝地球）に定めた。
竜人族（ダイノアースの民）の戦士・アスカはアナザーアースへ行き、そこで見つけた
特殊な生命エネルギー「ダイノガッツ」を持つ３人の若者を戦士に指名した。
「アバレンジャー」と名づけられた戦隊は、爆竜と力を合わせてアナザーアースを守る！
その爆竜たちも、それぞれ個性的なキャラクターで可愛い奴らでした。
・悲劇の恋人たち
物語の後半はアバレブラック・アスカと、その恋人で敵の幹部“破壊の使徒ジャンヌ”に
なってしまった女戦士マホロのラブストーリーに傾いてしまいました。
「マスクマン」や「ジェットマン」でも同じような展開でしたが（以下ネタバレ削除）。
・夢の共演
この作品の音楽を担当した作曲家・羽田健太郎先生が司会をつとめる「題名のない音楽会21」に
「アバレンジャー」のオープニングテーマを歌った遠藤正明さんが出演したり、
「アバレンジャー」が放送されたのと同年にアニメ化された「釣りバカ日誌」のハマちゃんと
鯉太郎君がゲストで登場したり・・・といった、他番組とのコラボレーションもありました。
・恐竜カレーのファンは多い
アバレンジャーの拠点となった飲食店「喫茶・恐竜や」には、「デカレンジャー」のボス、
ドギー・クルーガー（声：稲田徹）と白鳥スワンさん（石野真子）、「マジレンジャー」の
小津兄弟の母、マジマザー小津深雪さん（渡辺梓）も訪れていた・・・というエピソードが
Vシネマ版にあるそうで。
・TBSばっかり？
アバレイエロー樹らんる役を演じたいとうあいこちゃんは、TBS系昼ドラ「貞操問答」（2005年）、
「スイーツドリーム」（2006年）などに出演。
「アクサダイレクト自動車保険」や、花王「ケープ」のCMもやってます。
アバレブラック・アスカ役だった阿部薫さんは、「こちら本池上署」（TBS系）や
２時間サスペンスドラマなどに出演。
アバレキラー仲代壬琴役の田中幸太朗さんは、テレビドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」
「H2〜君といた日々」（ともにTBS系）で、若者中心に人気を集める。
・最近どうよ？
アバレブルー三条幸人役の冨田翔くんは、アバレンジャーの前に「ごくせん」第１シリーズ
（2002年、日本テレビ系）の生徒役で登場、後にドラマ「はるか17」（2005年、テレビ朝日系）にも出演。
・・・で、アバレッド伯亜凌駕役の西興一朗くんを最近見ないんですけど。
「アバレンジャー」当時に所属していた吉本興業を出てから、どうしてるんでしょうか。
・語尾に必ず「○○だブラ〜」
爆竜ブラキオザウルス（声：銀河万丈）が、毎回登場する際に“往年の特撮番組の主題歌”の
決め台詞や歌詞の一節を唸りながら来るのも、ひとつの名物でした。
「ひとりひとりは小さいけれど、ひとつになれば無敵だブラ」（「バトルフィーバーJ」）
「君は狙われているブラ」（「電子戦隊デンジマン」）
「愛あるかぎり戦いますブラ」（「美少女仮面ポワトリン」）
「待ってろブラ、生きてろブラ、絶対そこにたどり着くブラ」（「救急戦隊ゴーゴーファイブ」）
「信じてた未来が、崩れ去ろうとしているブラ」（アバレンジャーと同年放送の「仮面ライダー555」）
お父さん層、大喜び（笑）。