格安!名古屋が誇る「最強おくりびと軍団」

カンブリア宮殿」(テレビ東京系)今夜のお客様は「葬儀会館TEAR(ティア)」の冨安徳久社長。
その名の通り、葬儀屋さんです。愛知県を中心に葬祭場を展開する企業で、我が地域では
社長「とってちょ♪とってちょ♪TEARで生前見積もり、とってちょ」
老人「とったがや♪とったがや♪TEARで生前見積もり、とったがや」
というCMを知らぬ人は居ない。その社長が、カンブリア宮殿の目にとまった。
・不透明な世界だった
TEARは「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀社」を目指しているのだそうで。
冨安社長は学生時代に葬儀業者でアルバイトをした折、「その家がどれぐらい金を持っているかを推定した上で、
葬儀の合計費用を決める」という“ぼったくり”ぶりを見て「これはイカン」と思ったそうで。
大学卒業後に他の葬儀会社に就職、独立。「何にいくらかかるか」をすべて明らかにした「明朗会計の葬儀」を生み出した
(同業者からは相当脅されたようだが)。
おくりびとの野望
番組では一般的な祭壇を再現し、葬儀の値段をこれまでの相場と比較(故人の名が「寒鰤(カンブリ)太郎」となっていた)。
実際のところは、従来の半額近い値段でできるらしい。
「ブレない信念」というモットーで社員教育を徹底、フランチャイズ展開と将来は東証一部上場を目標にしているらしい。
社長、にこやかな顔して野望がデカい(笑)。
・生前にプランを
最近よく見かける「葬儀の祭壇に、故人が生前好きだったものを飾る」などの演出も、TEARはかなり前からやっているそうで。
ちなみに我が両親は以前から、己の葬式のスタイルについて注文をつけてきている。
父は「出棺の時に『アロハオエ』の歌を流してくれ」と言い、母は「ハワイの海に散骨してくれ」と言う。
ハワイアンミュージックの別れの歌である「アロハオエ」やら「フェアウェル」ぐらいはどうにでもなるが。
ハワイの海に散骨するとなると、アメリカの当局の許可が要るだろう。面倒なので、関東在住時代によく利用した
東京湾フェリーの金谷港にしてもらおう。