ナベＱ西武、１年目の優勝

・北海道日本ハム−西武戦（札幌ドーム）
優勝マジックが「１」になってから連敗し“産みの苦しみ”を味わっていた、パ・リーグ１位の埼玉西武ライオンズ。
この日の試合にも敗れたが、２位のオリックスが楽天との試合に敗れたため、西武の４年ぶりリーグ優勝が決定した。
とりあえず、おめでとうございます。渡辺久信監督−デーブ大久保博元コーチの“反・管理野球バッテリー”が、
就任１年目にして見事な勝利を掴み取った。
・重ねた練習は裏切らない
監督とデーブ大久保コーチといえば、80年代後半の“西武黄金時代”を知る２人。でも“渡辺西武”の指導は、
かつての森祇晶監督の管理野球を引き継いだものではなく「練習では失敗しても、試合では自由にやれ」というスタイル。
スプリングキャンプの体力作りから始めて、先週の持ち味を引き出すことに成功した。
・結局９月末まで連敗
そして。もちろん渡辺監督にとっては初めてのクライマックスシリーズが待っている。それまでに連敗を脱しなさいよ（笑）。
残り試合、間延びしてしまわないように。
あ。そういえば。「クライマックスシリーズを西武ドームじゃなく、大宮の球場でやる」という話はどうなったの？