期待大!マナカナ朝ドラ最新作

今日は祝日ということで、昼にNHKで「連続テレビ小説『だんだん』放送直前スペシャル」というのをやっていた。
今月29日(月)から始まる、BK(大阪局)制作朝ドラ最新作の宣伝だ。
この「だんだん」は、かつて「ふたりっ子」(1996年)で双子のヒロインの少女時代役だったマナカナこと
三倉茉奈・佳奈姉妹が主演する物語。一度ヒロインに抜擢された女優さんが別の作品でヒロインを演じるのは、
朝ドラ史上初なのだそうで。
「だんだん」=ありがとうの意
舞台は島根県松江市京都市。両親の離婚で17年間離れ離れに暮らしていた双子が、「出雲大社の神様の縁結び」により
奇跡の再会を果たす。そして2人で歌手デビューし、スターを目指す・・・というお話らしい。
昭和時代のヒット曲を歌うシーンがあるというので「てるてる家族」(2003年)みたいに、歌の著作権の問題絡みで
DVD化が難しそうだな(今からその心配か)。
・コピーじゃないから
これまで、ほとんど必ずと言っていいほど「2人一緒で」テレビやドラマに出演してきたマナカナのご両人。
しかし今回は、かたや「松江の女子高生」かたや「京都の舞妓」として、全く別々の人生を歩んできた役柄。
当然、それぞれ個別の役作りをする必要がある―茉奈ちゃん、佳奈ちゃんそれぞれが「1人の女優」として成長する
きっかけになるだろう。
・「縁(えにし)の糸」
で。主題歌とナレーションは、島根県出身のシンガーソングライター・竹内まりやさんが担当。
どんど晴れ」(2007年)に横浜市出身の小田和正さんが起用されたのに続く“ご当地アーティスト”の起用だ。
竹内さん自身も、デビュー30周年という節目の年。故郷を舞台にしたドラマに“縁”があったことを喜んでおられた
(このことで「竹内まりやさんが紅白歌合戦に呼ばれるのでは?」という噂が、芸能レポーターの間で囁かれている)。
・頭ひとつ分違う
そして。「だんだん」の放送に先立ち、現在放送中の「瞳」のヒロイン・榮倉奈々ちゃんとマナカナが、恒例の
「ヒロインバトンタッチ」の儀式に臨んだらしい(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080918-00000008-oric-ent)。
何せ、この3人は身長体格差がスゴい―身長156cmのマナカナと、身長170cmの奈々ちゃんである。
マナカナの茉奈ちゃん曰く「榮倉さんは顔が小さくて可愛い。佳奈の顔が大きいので、さっきから『後ろに下がって』って
コッソリ伝えてたんですよ」(記事より)。さすが「セブンティーン」モデル、どんだけ顔が小さいんだ。
・あの作品のあの人が
共演者も豪華である。双子の姉妹めぐみ・のぞみの離婚した両親役は、吉田栄作さんと石田ひかりさん。
めぐみちゃんの住む出雲のご近所さんに「ふたりっ子」の“オーロラ輝子”役だった河合美智子さんも登場。
舞妓・夢花(ゆめはな)こと、のぞみちゃんの居る置屋の男衆(おとこし)役は「オードリー」に登場した大蔵流狂言師
茂山逸平さん。昨年まで、文化庁の「新進芸術家海外研修制度」でフランス留学に行かれていたそうで。
その他「芋たこなんきん」に徳永家の末娘役で登場した寺田有希ちゃんや、「まんてん」のヒロインの娘役だった
西本利久ちゃんといった、BK朝ドラで見覚えのある役者さんの顔が並んでいる。