商店街の憩いの場

「たまに行くならこんなゲーセン」。今回は東京都北区・桐ヶ丘中央商店街のおもちゃ屋さん「おもちゃのふくしま」を訪ねる。
その昔、ゲームセンターを営んでいたという名残から、当時のレトロゲーム筐体が現在も稼動しているのだそうで。
1970年代風の商店街に、カラフルな玩具を置いた店が入っている。お店の前にはゲーム筐体とガチャポンが並ぶ。
・コツはあるのか
まずは有野課長、「ガチャコン」(グッドメカ)に挑戦。ボタンを押し、ハンマーゴングの要領で「当たり」の位置を狙う。
百円玉を入れる・・・が、返されてしまう。そこへ
「入りませんか?」後ろから声が―店主の猪狩雅美さんだった。有野課長、名刺を差し出してご挨拶。
猪狩さんが筐体を叩き、百円玉を入れ直す。ついでに「当たり」を出すコツも教えてもらい、ゲームスタート!見事大当たり!
有野課長が振り返ると、店主さんの代わりに少年が一人。「関係者、若なった!」瞬間的に若返ったのか(笑)。
出て来た景品は・・・カードゲーム「デュエルマスターズ」のカード。少年に「いる?」と聞いたら「持ってる、これ」。終了。
・ある意味「洋ゲー」?
続いてはお隣に置いてあるゲーム。「1ゲーム10円」で遊べる。安っ!
お金を入れ、画面を見ると「うわー。英語で喋ってるやん!!」中国の武将っぽいキャラの台詞が、何故かオールイングリッシュ!
実はこのゲーム「Warriors of Fate」、日本の人気漫画を原作にした「天地を喰らうII 赤壁の戦い」(カプコン)の海外版。
ジャンルは横スクロールアクションゲームで、槍を持って敵兵をなぎ倒していく。順調に進む有野課長だったが
「うわ!(画面反射で)光って見えへん」ありがちなピンチに襲われる!
そこへ再び、店主猪狩さんが登場。筐体の上にあった日よけシートを前に出してくれた。プレイしやすくなった筈が・・・
ゲームが進むうち難易度が上がり、結局ゲームオーバー。
・馬だらけ
店内に入り、駄菓子のお買い物。「寒いから、コレいっとこかな」と手に取ったのが、ミニカップ麺「ベビースターブタメン」。
お湯を入れてもらい、ラーメンが出来るまで玩具コーナーを見ながら待つことに。
年季の入ったマニアックな玩具に混ざって、ゲームソフトも置いてある。ラインナップは
GIキング〜三匹の予想屋」(ビック東海)「競馬エイトスペシャル」(ミサワエンターテインメント)「馬券王TV94」(アスミック)、
サラブレッドブリーダー」(ヘクト)・・・「関係者(店主)の人の趣味違うかな。馬多すぎるやろ」
中古だとしたら、その趣味の人が大量に持ち込んだということも考えられますが(笑)。新品っぽいな。
・カルビ味キムチ風味
先程のブタメンができたので受け取る。と、フォークがカップに縦に刺してあった。「懐かしいなー。こうやってたな」。
お味のほうは?「お店で遊びすぎたな。(麺)のびてるな」あのサイズのカップ麺は、食べ頃が難しいのよねー(笑)。
学校帰りの子供たちが店に集まり、賑やかになってきた。まだまだ外は寒いけど、アットホームな雰囲気の中で
心も体も温まった有野課長でした。