名伯楽の遺言

夜21時。NHKニュースを見た後、チャンネルをそのままにしていたら、日本人メジャーリーガーの面々が出て来た。
メジャーリーグの特集かな?と思ったら。今日から始まる「土曜ドラマ・フルスイング」だった。
この「フルスイング」は、30年間にわたり複数のプロ球団で打撃コーチとして選手を指導した高畠導宏コーチの実話を
もとにしたドラマだそうで。
・学ぶことはいっぱいあったのに
高畠コーチは数多くの名選手を育成し、名コーチとして鳴らした。2002年に千葉ロッテマリーンズを解雇された後、
58歳にして福岡県の私立高校の“新人教師”に転職。球界時代そのままの「教え子を愛する姿勢」で、生徒たちから慕われた。
プロ球界経験者は、プロ球団を辞めてから2年経過すればアマチュアの指導者になることができる。ゆくゆくは高校の野球部の
監督になる筈だった。
が、高畠さんはその「2年」の月日を待たず膵臓がんに倒れ、志半ばで他界した。60歳の若さだった。
ドラマでは彼をモデルにした「高林導宏」(高橋克実)が、家族や生徒、他の教師たちと真っ直ぐ向き合って交流する様を描く。
・中の人も頑張れ
オフィシャルサイトによると、高林先生役の高橋さんは「頭のフォルムが似てるから起用された」・・・と、おっしゃっている
そうですが(^_^;)陽気で人間が好き、という人柄は伝わってきました。
今年47歳の高橋さんが、58歳の高林先生役をやるのは若すぎないか?と、最初こそ思いましたが。先生が若々しいキャラクターなら、
ちょうど釣り合いがとれてるかも知れませんね。
剣道部の顧問役の吹石一恵ちゃんも、剣道着姿がカッチョいいです。
ちなみに。高林先生の息子役の川口翔平くんて、どこかで見た顔だな・・・と思ったら。連続テレビ小説どんど晴れ」の
宿泊客・斉藤翼くん役だった子か。