レトロ喫茶店へようこそ

「たまに行くならこんなゲーセン」。通常は視聴者からの投稿で紹介されたお店を訪ねるが・・・今回は番組スタッフが
雑誌「OZ magazine」で発見したという、浅草4丁目の喫茶店「デンキヤホール」へ。
80年代の“ゲーム喫茶”にあったような、昔懐かしいテーブル筐体があるそうです。
店先の看板には「元祖オム巻」なるメニューが。見た目オムライスっぽいけど、何が入ってるんだ??
それと「名代ゆであずき」なる飲み物も。「ゲーム楽しんだらええのかな?味、楽しんだらええのかな?」
・これぞ喫茶店
デンキヤホールは、1903年に創業されたという老舗の喫茶店。店内はレトロな雰囲気が漂っているのだが・・・
漫画本の品揃えが「HEAT」とか「静かなるドン」と、ハードボイルド系だったりする。
有野課長、雑誌に載っていた筐体を発見。「ナムコクラシックコレクションVol.2」(1996年、旧ナムコ)である。
パックマン」「ディグダグ」「ラリーXニューラリーX」といった、ナムコの懐かしいゲームが収録された筐体だ。
・突然ミラク
「元祖オム巻と、ゆであずき下さい」メニューを注文してから、ゲーム開始。
まずは「ニューラリーX」をプレイ。ステージ1をクリアしたところで「何やろ、オム巻って・・・だし巻き卵みたいなことかな?」
メニューが気になりつつ、お次は「パックマン」を選択。以前、クリエイターの岩谷徹さんにインタビューした時
教えてもらった、敵が来ない“無敵ゾーン”を捜し当てる。クリアに向け、視界は良好!と思ったら
「お待たせしましたー」料理が運ばれてきて、画面の上にドーン!と置かれる。
「死んだなー」と、残念がる有野課長。お皿をどけてみると・・・何とパックマンは偶然にも?無敵ゾーンにすっぽり入っていた!
ホッとしたところで、料理を見てみる・・・「これ、オムそばやん」。オム巻とはオムそばのことだったのだ。
ふんわり卵に、ボリュームたっぷりの焼きそば。お味のほうは「美味い」。
パックマン、食べながらやるには一番いいゲームやな。ラリーXじゃ、こうは行かんよな」。
・デザートをどうぞ
おなかも満足したところで「ディグダグ」をプレイ。すると、またしても画面の上にゆであずきが。
なんでこう、真ん中に置くかなー。「ゲームはゲームセンターへ行かなアカンな」。確かに。
安全地帯も無く、ゲームオーバー。そこで「ゆであずき」をいただく。飲み物用のグラスに小豆が入った、冷やしぜんざい風の飲み物。
「水槽みたいやな」。お味のほうは「甘みの中に、塩多めに効いてはるな」。塩スイーツか。
「豆、やわらかいなー」ていねいに味をレポートする有野さん。「これ、ゲーム番組違うやん!」もはやグルメ番組である(笑)。
いつものゲーセンでのレポートとは、一味違う。ゲーマーの心もおなかも満たしてくれる、素敵なお店でありました。