感動をもう一度

NHKの東海地方ローカル番組「金とく」今週の放送は「純情きらり・感動をもう一度」。
今年の4月〜9月に放送された連続テレビ小説純情きらり」の「もう一度見たい名場面」を
視聴者から募集、集計されたトップ10を紹介。
ゲストは松井達彦役を演じた俳優・福士誠治くん。秋に坊主頭状態だった髪が少し伸びて、
オールバックにしてました。映画「ワルボロ」の撮影があったんで、ちょいワル路線になったか?
・よみがえる名場面
人気投票ランキングは、こんな感じになりました。
ほとんど「桜子&達彦」のシーンで占められてます。「福士くんがゲストに来る」ことが
わかっていたから、ですかね?

11位〜15位(番組本編前の3分PR「まもなく金とく・今夜のみどころ」で紹介)

15位「桜子、おめでた」
桜子&達彦、幸せ絶頂のこの回を「事実上の最終回」と見なしたい、という人も多い。
14位「戦友の姉への謝罪」
達彦さんが、戦死した仲間・若山くんの姉・百合子さんに謝罪する場面。木村多江さんの演技が光りました。
13位「音楽学校受験・マロニエ荘で同室」
一部屋を風呂敷で間仕切りして「ここから入って来んで!」コレぐらいの頃が一番面白かった(笑)。
12位「激突!磯vsかね」
「桜子&達彦のシーン」以外のところから、数少ないランクイン。実は名コンビかも!?
11位「ジャズのステージの夜」
桜子さん、進駐軍のクラブでジャズピアニストデビュー(ちなみにワテの「個人的No.1」は、この場面)。
アメリカ兵に「皆さんの故郷にも、帰りを待つ人が居ます」と呼びかけ、「埴生の宿」を演奏。
東京行きを勧める達彦さんだったが、桜子さんは「あなたがここに居る限り、岡崎に居る」と告げた。

6位〜10位

10位「桜子のためにラジオで演奏」
桜子さんが作曲した曲を、達彦さんが演奏。それをラジオ放送で流し、病床の桜子さんに聞かせた。
9位「有森家で結婚式のような会」
達彦坊ちゃんの出征を前に行われた“婚約式”。「愛の夢」の連弾は、切なくも美しいシーンでした。
8位「達彦と桜子の再会」
母の一周忌の日、達彦さんが岡崎に帰還。桜子さんの喪服姿と、達彦さんの凍りついた眼差しが秀逸でした。
7位「達彦のプロポーズ」
会場のお客さんの中にも「こんなプロポーズをされてみたい」という人が少なからず・・・。
6位「川原で線香花火、二人の時間を惜しむ」
婚約式の後、出征前夜のラブシーン。迫る桜子さんを制止する達彦さん。切ない場面でありました。

1位〜5位

5位「結婚式」
白無垢の花嫁衣裳に身を包み、達彦さんのもとへ嫁ぐ桜子さん。輝くような花嫁、という表現が相応しい。
「山長」で華燭の典が行われ、たくさんの人が二人を祝福した。
この式が終わった後、安らかに永眠した徳次郎爺ちゃんのことも、思い出してあげてください・・・。
4位「斉藤先生との思い出」
桜子ちゃんは有森家の下宿人・斉藤先生(劇団ひとり)と婚約したが、家庭の事情で別れてしまった。
東京で暮らし始めたある日、また先生に会えるかもしれない・・・とマロニエ荘を飛び出していった桜子ちゃん。
その後ろ姿を見送る達彦坊ちゃんの、悶々とする表情がたまらんです。
3位「最終回」
実質“桜子さん、ご臨終”のシーン。8ミリカメラで撮影された愛児・輝一ちゃんの映像に手を伸ばす母・桜子さん。
ドラマの最後を飾るシーンということで、リハーサルの段階からスタッフ・出演者とも大泣きだったそうで。
宮崎あおいちゃんも「こんなに、みんなが桜子ちゃんのことを愛してくれていたんだな・・・と感じられたシーン」と語った。
2位「初めての連弾」
「あたしは、達彦さんの味方だよ。これからずーっと、味方になるでね。誰に何と言われても」
そう言うと、桜子ちゃんは達彦ぼっちゃんのほっぺにキスをした。
そして仲良くピアノの連弾を始める二人。楽しそうで幸せそうな表情が良いですねー。
見てて蕁麻疹が出そうなぐらい(→ほめてるのよ)、微笑ましいラブシーンです。
1位「岡崎駅の別れ」
達彦さんが外地に出征する日。岡崎駅に駆けつけた桜子さんと、別れを惜しむ。
走り出す汽車から達彦さんが叫んだ「ピアノを忘れるな。音楽を忘れるなー!」という台詞は、名場面に相応しい。
実際に戦争を体験された世代の皆さんが、ご自身の思い出と重ね合わせた・・・という意見も多かったようで。
会場のお客さんも、思わずうるうる。映像を見ていた福士くんも、思わずグッときた様子で。

気のせいかも知れないが

しかし。今改めて、前半戦(マロニエ荘時代まで)の映像を見てみると・・・
達彦さんの顔つきが後半戦(音楽学校退学以降)と全然違うような気がする。
髪型のせい、かも知れないが・・・日を追うごとに、顔つきが引き締まってきているのだ。
これは演技なのか、それとも「中の人」が密かに成長したのか。それは定かでないが。

八丁味噌を堪能

ランキング発表の合間に、11月4日に岡崎市で開催された「市制90周年記念・秋の市民まつり」の模様が
紹介された。
地元産の新鮮な野菜と、地元の小学生の皆さんが手作りした八丁味噌を使用して
1万食分の豚汁鍋を作って振舞う・・・という、壮大なイベント。
そこにゲストとして「純情きらり」ヒロインの祖父・沖田徳次郎役の俳優・八名信夫さんが来場。
“味噌職人・徳次郎”も、その味を絶賛!「岡崎の味、もう一杯!」
スタジオの石澤典夫アナと福士くんのもとにも、八丁味噌の豚汁が届けられた。
ドラマの撮影用に出てきた味噌料理も美味しかったので「撮影が終わった後、温め直して食べてました」と福士くん。
石澤「(出演者の中で)一番よく食べてたのはどなたでしたか?」
福士「冬吾さん(西島秀俊さん)でしたね」
・・・確か「スタジオパーク」でも、その目撃証言あったな。

わが町の音楽家

また、本編放送期間中にエンディングを飾った「わが町の音楽家」の中から、10人の精鋭が集結。
おなじみのテーマ曲「きらり」をピアノ、サックス、バイオリン、アコーディオンなどなどで合奏!
音楽が生活の中にあるっていいですね。
ワテはピアノやハワイアンスチールギターを習っても、身に付かなかったけど(こら!)。