母と子−磯おばさんの過去、笛姉ちゃんの未来

今週のNHK連続テレビ小説純情きらり」。桜子の「中の人」こと宮崎あおいちゃんの熱愛報道なんぞ
ありましたが・・・我々にとっては正直、どうでもいい。
それよりも。歌舞伎役者・中村獅童さんの飲酒運転の車に同乗していたのが「オードリー」(2000年)の
岡本綾ちゃんだった、という。そっちのニュースのほうがビックリ。
夫人の竹内結子さんも朝ドラ「あすか」(1999年)のヒロインだったし。次のターゲットは誰だ(おい)。
(追記:このスキャンダル発覚の後、岡本綾ちゃんがCM出演していたビオフェルミン製薬のオフィシャルサイトから
彼女の写真が削除された)
・女将さんが寂しがる
昭和18年(1943年)。桜子さんは「山長」の若女将として、店を支えていました。
そんな中、東京に居る杏子姉ちゃん(井川遥)から手紙が来た−
「第二子出産を控えた笛姉ちゃん(寺島しのぶ)が、冬吾さん(西島秀俊)の画家仲間の世話やら
上の子の世話やらで忙しいので、手伝いに来て欲しい」とのこと。
・何かと厳しい時代
そして桜子さんは、久々に「マロニエ荘」に足を踏み入れる。
栄養失調と過労で、笛姉ちゃんが倒れた。絵のことばかりに気を取られ、妻のことを省みない
“ダメ夫+ダメ父親”の冬吾さんを叱責する桜子さん。
つーか。この厳しいご時世に子供作るほうも、どうかと思うが(もしくは、はからずも出来てしまったか)。
食糧は無いし絵の具は買えないし、誰も余裕が無いのである。
・新キャラ登場
冬吾さんや八洲治さん(相島一之)が結成した「新美術協会」の画家の中に、鮎川和之(荒川優)という
青年画家が居た。
実は彼こそが、磯おばさん(室井滋)の生き別れた息子だった!というベタ・・・もといショッキングな展開。
有森姉弟にとっては、従兄弟(いとこ)に当たるわけか。
貿易商の父・周助(中山仁)からは「絵をやめて家業を継げ」と迫られている(どっかの御曹司と似たような境遇だな)。
桜子も「認めてあげて欲しい」と、説得に向かう。そういえば西園寺音楽塾の学費出してくれたの、この親父さんだったよな。
・時勢に合わない
念願叶い、新美術協会は展覧会を開くことになった。ただし特高警察の指示により「戦争画を入れること」が条件。
というわけで。八洲治さんが、かつて大陸で見た兵士の亡骸を「見たまんま」描く。
(そこ!「反戦ドラマだ」とか言わない!)
・朝ドラらしく、丸くおさまる
展覧会初日は何事も無く過ぎたが、2日目になって特高警察から中止命令が下る。でも新美術協会の面々は
悔いも無く、やり遂げた満足感を得ていた。
和之くんは父に「あと3年修行しろ」と認められ、めでたしめでたし。そして磯おばさんは、母親の名乗りを
することもなく、東京を後にするのでした・・・。
・見えていない
そして来週に向け、新たなピンチが訪れる。
笛姉ちゃんが出産した赤ん坊・亨(とおる)ちゃんが、網膜炎で失明の危険があるというのだ
(注:原作「火の山−山猿記」では、桜子の子供に障害があるという設定のようですが)。
やはり妊娠中の栄養失調が原因か?どうする杉夫妻&有森姉妹!