絵本の中の「アレ」食べたーい!

子供の頃。絵本を読んでいて、その中に出てくる「美味しそうなお菓子」に、目を奪われたことはありませんか?
午前中のローカルワイドショー「ぴーかんテレビ」(東海テレビ)、今日は春休み特別企画
「大人も子供も大満足!絵本から飛び出した料理」
(この時間は、よみうりテレビなるトモ!」を見るので、録画して後で見ました)
名古屋市今池にある“日本初の絵本専門店”「メルヘンハウス」で、“食べ物が出てくる絵本”
人気作品ベスト5を選んでいただきました。

第1位「ぐりとぐら」(なかがわりえこ・作/おおむらゆりこ・絵、福音館書店
第2位「トラのバターのパンケーキ」(ヘレン・バンナーマン*1・作/フレッド・マルチェリーノ・絵、評論社)
第3位「しろくまちゃんのほっとけーき」(わかやまけん・作、こぐま社)
第4位「ばばばあちゃんシリーズ よもぎだんご」(さとうわきこ・作、福音館書店
第5位「からすのパンやさん」(かこさとし・作、偕成社

そこから、3種類をチョイスして再現。「食べてみたーい」という煩悩全開(笑)。
ばばばあちゃん」の蓬団子(よもぎだんご)
この「ばばばあちゃん」シリーズは、著者自身が長野県で「田舎暮らし」をなさっているとかで、
実体験にもとづいた「臨場感・説得力ある」描写が人気の理由。
豊田市の「菜園レストラン・山里cyafe(ちゃふぇ)」の主・可児和義さんのご協力で、
春の味覚「よもぎだんご」を再現。
繊維が硬いヨモギをじょきじょき刻むのも、蒸したて熱々の白玉生地に練りこむのも、
手間かかって大変です(スーパーに売っている乾燥ヨモギでもできるそうです)。
「トラのバターのパンケーキ」のケーキ
いわゆる「ちびくろサンボ」復刻版のタイトルが「トラのバターのパンケーキ」。
タイトルは変わったが、主人公サンボの冒険物語の面白さは変わらない。
刈谷市「お菓子公房 スイーツ・ガーデン」の、マジパン細工を得意とするパティシエ・西川裕丈さんに、
デコレーションケーキで名場面を再現していただきました。
さすがに虎をバターに変えるレシピは無いよな(笑)。
ぐりとぐら」の黄色いカステラ
あのでっかい卵!あのふわふわのカステラ!どうやって作るんでしょうか。
ナチュラル系スイーツが評判の、名古屋市・栄の喫茶店「sora cafe」に居る“ぐりとぐら”・・・ではなく。
「ぐり」と「ぐら」みたいな仲良し夫婦・若狭夫妻に「黄色いカステラ」を作ってもらう。
「ふくらみ」にこだわって、卵を多めに使ってベーキングパウダーも入れる。
絵本の描写に忠実に「フライパンで作るところがポイント」ということで。今回はフライパンごと
オーブンに入れて調理。
奥様曰く「なんでフライパンなの?」野外のかまどで焼くなら、ダッチオーブンっぽい感じもしますが。
・東海エリア以外の方へ
レシピの詳細を知りたい方は、オフィシャルサイト(http://www.tokai-tv.com/information/p-can/index.html)の
「バックナンバー」をクリックし、2006年4月5日放送分のところをクリック!
あとは自己責任で調理してくださいね(何が)。
・番外扱い?
それから・・・今回レシピは紹介されなかったが「からすのパンやさん」も、読んだことあるぞ。
パン屋を営むカラスの夫婦と4つ子の子供たちが、動物や玩具など変わった形のパンを大量に焼く場面があった。
ページいっぱいに描かれたいろんなパンは、どれも美味そうーなのである。
しろくまちゃんのほっとけーき」(これは読んだことないが)。「どろどろ」→「ぷつぷつ」→「まあだまだ」→「くんくん」
・・・ホットケーキの焼き方のコツが、見事に描写されてます。
このへんは、専門家に頼む必要が無いので「各自ご家庭で絵本を見ながら、勝手にやってね」てな感じでしょうか。