これで見納め!クッパ戦

というわけで「有野の挑戦」本編。前回に引き続き「スーパーマリオ64」(1996年、任天堂)に挑戦。
・置いて行くんか
「鏡の部屋」で鏡に映った入り口を発見し、コース10・スノーマンズランドに入る。
巨大ペンギンの橋の上で強風で飛ばされたときに、マリオの帽子が脱げてしまった!
「よかった。マリオ、ちょっとハゲてなくて」慌てて取りに行く。
が。2度目に吹き飛ばされた時は「あ。帽子なしでも行けるな」帽子を取りに行くこともせず、先を急ぐ。
・うわあああああ!
続くスーパースライダーを何とかゴールし、パワースターをゲットした有野さん「これはお尻アッツイなー」。
今現在トリノオリンピックでやっているリュージュ、スケルトンといった、一人乗りの橇(そり)競技のことを思うと、
ゲームの中のスーパースライダーだって怖い。リアルで体感速度120km/hって怖いよなー。
・ぶっとべ!離れキノコへ
コース12・たかいたかいマウンテン
ここにあるパワースターは、キノコの台の上に浮かんでいる。コレを取るためには・・・
反対側の砲台から“人間大砲”で飛ばなければいけない。しかも!パワースターに、ぴたりと命中する位置へ。
「攻略本を書きやすいように、目印とかがあるん違うかなー。『下の▲(三角)を、雲に合わせるんだ!』みたいな」
と気付いた有野課長。大砲の三角の照準を、キノコの真上の白い雲の切れ間にロックオン!
そしてズドーンと発射!見事パワースターに命中!さすがー。
・アレを忘れてますよ
こうして70個目のパワースターをゲットし、いざ!クッパの待つ天空の城塞へ!
その前に「有野さん」東島APが声をかける。「『帽子』を取りに行ってください」。
「取りに行かなアカンの?」
「最終決戦の前の、最低限の礼儀です」。
・帽子で防止
最低限の礼儀もさることながら。実は帽子なしの状態だと、帽子ありの時に比べて
敵から受けるダメージが大きくなってしまうのだそうで。
「これ帽子なしでクリアしたらアカンの?ピーチ姫も『あ、帽子取ったマリオもええわあ』
てなことになれへんの?」・・・眼鏡っ娘の出てくる漫画じゃないんですから。
・赤い帽子の雪だるま
てなわけで。スノーマンズランドに忘れてきた帽子を取りに行く。
あったー!マリオが落とした帽子を、雪だるまが被って歩いてる!!
帽子だけを取ろうとするが、どうやれば取れるかわからない。仕方なく、雪だるまの周囲をぐるぐるぐるぐる走る。
必死で努力する有野課長に、浦川ADからご忠告。
「その雪だるまは倒せないんです」「え?」有野課長が振り返った次の瞬間、
雪だるまが消え、コインに変わった。「あ!倒せた!」
「なんでわざわざウソ言いに来たの?」
「ロケハンの時には倒せなかったんですよー」
達人・浦川ADを超えた有野課長。最終決戦に向けて、気力充実。この男、奇跡を起こせるか?
・今度こそ本物
何度か転がり落ちながらも、アスレチックの足場をクリア。ゴールの土管の中に入ると・・・
「でか!」虹色のいびつな光を放つ、大魔王クッパが現れた!
「アララ!いつの間に来た?」クッパも焦っているようだ。「ムム・・・どちらにせよ、我輩の炎の餌食だっ!」
・そして最終決戦
素早くクッパの後ろに回りこみ、弱点である尻尾を掴もうとする・・・が、あと一歩のところで逃げられる。
今までのクッパより、わずかながらスピードが上がっている。
クッパに踏まれること14回。15回目で、チャンスがやって来た。
・スタッフも興奮
どうにか尻尾を掴んで、3Dスティックでぐるんぐるんと振り回す!
スタッフも思わず「放せっ!」と叫ぶ(いつかの「(クッパの下を)くぐれっ!くぐれっ!」みたいに)!
「急に言われても無理ですよ〜」有野マリオ、さらに振り回し続ける。
そして足場の横についている爆弾にドカン!と叩きつける!「クッパめ!」
・思いを託して
1回命中したぐらいじゃ倒せない。クッパの怒りに火がついて、攻撃が激しくなる!
2発目をドカーーン!クッパは地団太を踏み、足場を壊し始めた!
既に動きを見切っているマリオ、素早くクッパを捕まえてジャイアントスイング
ライバルとの対決を楽しむかのように、緊張の中にも微笑を見せる有野。そして
「ドカーーン!」爆弾に命中!
ついにクッパを倒し、2年越し・合計82時間及ぶ長い長い戦いに終止符が打たれた。
・ピーチ姫救出
正真正銘、有野課長の力でたどりついたエンディング。絵にされていたピーチ姫が、戻ってきた。
「なにか お礼をしなくちゃ・・・。」鼻の頭にキスをしてもらい、大喜びのマリオ。
「喜んでるし!」有野課長は呆れる。
ともあれ。これで「有野vsクッパ」因縁の対決は幕を閉じた。有野の2勝1敗1引き分けで、終結を宣言する。
そういえばクッパがラスボスに座ってる作品って、コレ以降リリースされてるのか?