飛ばせ!打球とアドリブを

さて、今度は紛れも無く現実のお話。NHKのバラエティー番組「きよしとこの夜」今夜のお客様は萩本欽一さん。
現在は“欽ちゃん球団”こと茨城ゴールデンゴールズの監督(欽督=きんとく=というそうです)としてもご活躍。
楽しそうである。「野球はドラマだ!」。
・テンションは低いが声は高い
大将(欽ちゃん)は「自分の欠点に明るく、自分の長所に気づかない人」に心惹(ひ)かれる、と語った。
つまりは「自分の『欠点』を『笑い』に変えることが出来る人」。見栄晴くんなんかが、その例だそうで(笑)。
氷川きよしくんのキャラクターにも惹かれるという。結構天然だからか?
・きよしの夢は野球選手・・・じゃなくて大工さん
きよしくん&グッチ裕三さんも参加する“野球コント”では、特別ゲストとして同チームの
女性内野手片岡安祐美さんも登場。彼女はゴールデンゴールズに入団するまで
「欽ちゃんのことを知らなかった」そうで、初めて会った時は「普通のちっちゃいオジサンだな」と思ったとか(^_^;)。
安祐美さんは今年19歳か・・・いわゆる1984年までの“欽ちゃん番組全盛期”を知らない世代だな。無理もない。
・父と娘(と彼氏)の会話
きよしくん、尾崎豊の「I Love You」を熱唱!(本家に比べて陰鬱さが足りないが)。
何事か?と思ったら、歌に続いて「きよしとこの夜・愛の劇場」がスタート。
恋人・えみ(はしのえみ)さんにプロポーズした、きよしくん。彼女のお父さん(欽ちゃん)に挨拶に行くのですが・・・
お父さんは話をはぐらかすばかりで、聞き入れてもらえません。果たして彼らは結婚できるのか・・・?
コントかと思ったら、小津安二郎の映画みたいなドラマになってました。
・番組恒例「あなたのワンダフルタイムは?」
欽ちゃんにとっての「人生で幸せな瞬間」は「『逆転の一言』を言われる時」。
失敗したり試合で負けたとき「怒られる!」と思いきや「それぐらい元気なほうがいい」とか
「いい試合をありがとう!」と、予想と逆の一言を言われる時。ポジティブな言葉ひとつが、
次の成長につながっていくのですな。