元巨人クロマティ氏、映画「クロ高」上映差し止めを申し立てる

「クロ高」生徒・メカ沢新一

7月からミニシアター系映画館で順次公開予定の映画魁!!クロマティ高校 THE☆MOVIE」
原作は講談社週刊少年マガジン」に連載中。都立「クロマティ高校」に通う、強面の不良高校生どもが
ひたすら真顔でボケまくる・・・という、ツッコミどころ満載の爆笑ギャグ漫画。
人気漫画の実写化ということで、ファンの期待が高まっている作品だ。
個人的には「仮面ライダー龍騎」こと須賀貴匡くんが主人公・神山高志役で出ている他、
無駄に豪華なキャスティングにも注目している。
それはひょっとしてギャグで言っているのか
が!公開を前にして、“あの男”が待ったをかけてきた!
あの男とは・・・かつて読売ジャイアンツで活躍した助っ人外国人、ウォーレン・クロマティ
クロマティ」と聞いて野球選手を思い出すか「クロ高」を思い出すかで、年代がバレます(笑)。
現在はアメリカの独立リーグ加盟チーム「サムライ・ベアーズ」の監督としてご活躍中のクロマティ氏が
「『クロマティ』の名前を、不良学生が集まる学校の名前(物語の舞台になる『都立クロマティ高校』)に
勝手に使われた」として、映画の配給差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てたらしいのだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050629-00000108-mai-sociより)
申し立てでは「クロマティ高校の生徒は喫煙や他校生徒との抗争に明け暮れるなど素行が悪く描かれている。
引退後も青少年の健全活動に尽力しているのに、劣悪なイメージを植えつけようとするもので、
精神的苦痛を受けた」と主張している。

クロ高」は、2000年から連載されてるんだ−連載開始してから5年になるのに、
今更そんなこと言われても(笑)。
クレームを言うには遅すぎる。というか本人の了解あるもの(或いは宣伝)と思ってました(ぉぃ)。
これだけの人気作品だから、映画だけ差し止めても意味無い。原作の連載の打ち切りから単行本の発売差し止め、
テレビアニメ再放送の打ち切りまで・・・本当にやるなら全部手を回さないと。
・あの人と、あの人と、あの人も呼べ
それに・・・どうせやるなら、ランディ・バース(元阪神)とオレステス・デストラーデ(元西武)、
チャーリー・マニエル(元ヤクルト→近鉄)も連れてきて、4人連名でやれ(それぞれクロマティ高校
ライバルにあたる「バース高校」「デストラーデ高校」「マニエル高校」として劇中に名前が出てくる)。
・現実的には
朝のニュース番組でこの話題が取り上げられた時、ある専門家の方が解説をしておられた−
「『クロマティ』という名前を商標登録している場合はともかく、今回のケースでは
現実に公開差し止めするのは難しいと思われる」。
結局イチャモンつけたところで「シャレのわからん奴」「話題性アップ」で終わってしまうのがオチで。