社長の中の人は「たみかず」さん

NHK連続テレビ小説阪堺電車」・・・もとい「てっぱん」。
大阪で就職することになったあかりちゃん(瀧本美織)だったが・・・入社式が行われる筈の日、その会社が何と倒産!
路頭に迷う彼女を拾ったのは、先日の“商店街コンサート”でトロンボーンを吹いていた鰹節屋の若社長・浜野さん(趙たみかず)。
寡黙な(だが口を開けばダジャレの出る)鰹節職人・神田さん(赤井英和)が「食事つきの下宿」を紹介してくれる、
というのでついて行ったら。何と!べっちゃー婆@初音さん(富司純子)の“鬼の住処”田中荘だった!
一足違いで空き部屋がなくなったところだった、ということで。初音さんはあかりちゃんを自分の部屋に住まわせることに。
ただし「孫であることは内緒」。
初音はん、ホンマは“ええ人”“やさしいお婆ちゃん”なんと違うやろか・・・(中村玉緒さん風ナレーション)と
思わせる展開。
頑なに閉ざした心が、孫の出現でほぐされていく―なんか「アルプスの少女ハイジ」のおんじみたいやな、と思いつつ。
そうでなければ、品のいい御婦人役が多い富司純子さんをキャスティングした意味が無い。
ただの“がめつい大阪おばちゃん”キャラなら、「みかん山プロダクション」(大阪のおばちゃんモデルを多数擁する事務所)の
女優さんたちのほうがいいだろう(どういう意味や)。