繋いだ右手を離さずに

NHK連続テレビ小説ゲゲゲの女房」最終週です。
昭和60年10月。「ゲゲゲの鬼太郎」の新作アニメ版放送が始まる。布美枝さん(松下奈緒)が新聞のテレビ欄を
見るシーンがあったが・・・当時(関東地方で)土曜日に放送されていた番組をモデルにした架空の番組名が
いろいろ並んでいた
(「オレたちひょうきん族」→「オレはひょうきん者」、「所さんのただものではない」→「日本のただごとではない」、
「鬼太郎」の裏番組「オバケのQ太郎」→「オバケのK太郎」など。
女子プロゴルフ選手権の「宝インビテーショナル」は「ゴルフ教室」ということにされていたが)。
わざわざビデオを一時停止して、よくよく見てしまった(笑)。
「鬼太郎」テレビ放送の翌年、「週刊少年ランド」(講談社週刊少年マガジン」がモデル)でも連載が再開された―
その頃(ワテ中学2年生)の少年マガジン、読んでましたよ。
作中で、砂かけ婆(ばばあ)が一反木綿のことを「もめんちゃん」と呼ぶことがたまにあったので
「なんで『ちゃん』づけなんだ?女性の妖怪なのか?」と思ったら。水木しげる先生の“一反木綿(=奥様)に対する思い”
だったんですね、きっと。
「まだまだ、これからじゃ」「そげですね」。水木夫妻の歩みは、まだまだ続く。
このドラマから「夫を信じてついて行く覚悟」というものを学びました。やっぱり実話ものは面白いです。
中の人、お疲れ様でした。最初のうちこそ「向井理くんが水木先生役?イケメン過ぎやしないか?」と思ってましたが。
朴訥(ぼくとつ)さと格好良さ、そしてほどよい変人っぷりが良かったです。
是非いつか「ゲゲゲの女房」スピンオフスペシャルをやっていただきたい。