春の特大号

まんがくらぶオリジナル」(竹書房)発売日です。
最終回を迎える作品があれば、新連載作品・復活作品があり。テレビではないですが、こちらも春の改編期。

「つくねちゃん+30」(ひらふみ

大学の友人の結婚式の余興で、都さん「三国志」の名場面「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」を熱演!
が!それを会社のお局・簑部さん(新郎の従姉妹として参列)に見られて赤っ恥!
というか。なんぼ新婦が三国志ファンだからとて「斬る」は結婚式にふさわしくないっしょ。確信犯かと思ったが。
「桃園の誓い」ぐらいにしときゃ良かったのに、と素人の私は思う。

リコーダーとランドセル」(東屋めめ

かくれんぼ中のあつしくん、婦警さんに捕まる!?つーか何故警察の人が学校に・・・?と思ったら、防犯講習の日でした。
舞台上で捕まったのがきっかけで、やっと“誤解”が解かれた。彼が小学生だと証明するための「身元証明セット」も
「5分で出てきた」(笑)。慣れてますから、という悲しい現実。
警察署内の注意書きも、何だか指名手配写真みたいで・・・不審者扱い、あと2〜3年続くかも?

「いとをかし」(楠見らんま

以前ゲストで登場した作品、めでたく新連載!
駅に向かう道沿いにある、小さな駄菓子屋さんの店主・あおいちゃん。
元気で明るく可愛いので「いい嫁になるよ」と言われるのですが・・・実はれっきとした男の子なんです!
どうも隣のカフェの店員・みどり姐さんが女物の服を与えて“女の子化”させている様子が窺える(笑)。
あおいちゃんの店に来る常連客は、駄菓子も好きだけど・・・あおいちゃん目当てに通っているのさ。

「こうかふこうか」(佐藤両々

先日結婚した千寿さんが、おめでた懐妊退社(しかもベビーは双子)。将来は嫁ぎ先のイタリアで「カフェと雑貨の
お店」を開きたい、と夢を語る。
「千寿さんはいいなあ・・・」うらやましがる幸花ちゃん。何でもサラっとできて、運が良くて。
しかし本人は「欲しいものを手に入れるために結構頑張った」と“水面下の努力”を語る。
「私は“運”を手繰り寄せてると思ってるの」。よく言った!幸花ちゃんに欠けているのはそれ!
自ら不幸を引き寄せるのではなく、幸運を引き寄せなきゃ。小さなことからコツコツと、ね。
ワテも割と「要所要所で運がいい」と言われるのだが・・・それも「笑顔でいる事」「ささやかな努力をすること」で
叶っているのだと思う。

「がんばれ!メメ子ちゃん」(むんこ)

いよいよ最終回、大団円の時が来ました―今日はメメ子ちゃんと亮ちゃんの結婚式!
亮ちゃんがウェディングドレスでも着るかと思いきや、新郎新婦は和装で美形&お人形っぷりを発揮!
しかし、どうも岸田さんと乾(姉)さん、カメの田中は浮かない顔で・・・振られちゃったからか。
スピーチを頼まれた岸田さん、原稿を忘れて大ピンチ!?でも「ありがとな」という言葉に、新婦は涙するのであった。
「お姉様♪おつかれさまです」メメ子ちゃんの義姉になった乾姉さん、人生最良の日!!そうだよ、振られたんじゃない(笑)。
そしてメメ子ちゃんも懐妊!?妊娠4週目でわかった・・・って早くないですか?
市販の妊娠検査薬でも、わかるのは5週目からだっていいますし。
次号「がんばれ!メメ子ちゃん・特別編」。続きはどうなる??

けものとチャット」(みずしな孝之

猫アレルギーなのか花粉症なのか(あるいはその両方なのか??)間を取って“ニャ粉症”!?
以前は花粉まみれの猫が躍る「花粉ショー」ってなネタがありましたが。「ニャフーンSHOW」の猫がエロ過ぎ(笑)。
Mねこ・モルくんにもアレルギー症状はたまらない季節のようで。

ほんわかぱっぱ♪」(古川紀子

大衆食堂わかば、営業(連載)再開です。
店の三大要素は「のれん」「提灯」「魚焦がし」・・・というより「ばあちゃんの二日酔い」「ばあちゃんのパチンコ」
そして「魚焦がし」じゃなかったのか(笑)。

シュレディンガーの妻は元気か」(中島沙帆子

徹底的に一般人と“ストライクゾーン”のツボがズレている(生物・恐竜大好きの)修平さん。
「どんな子供だったの?」と妻・ちかちゃんに訊かれて判明したのは・・・子供時代の苦労っぷり。
給食も「掃除が始まるまで残されて食べさせられた」トラウマ持ち。「錠剤か何かで食事がすむならどんなに楽かと」。
わかるー!(トラウマスイッチon→号泣)最近よくある「学校給食レストラン」なんか、絶対行きたくありません。
お笑い好き・アイドル好きの姉にも「使えねー」といわれ、デートの門限破りの罪をなすりつけられ・・・
正月にはボードゲームや将棋で大人を負かして「そのうち腕相撲大会や凧揚げ大会になっちゃって」。
そんな修平さんとちかちゃんが、もし子供の時に出会っていたら?・・・「接点なかったよ、たぶん」。
世間の夫婦なんて、大半そうかもな(笑)。ワテとご主人様だったら、ガンダムファミコンあたりが接点か。

「ショーコさん主婦選業中!」(松山花子

こちらも感動の(?)最終回。「おかえりなさい。ごはんにする?お風呂にする?それともオーストラリアに行く?」。
というわけで。誠さんの失踪したお父さんを探しに、みんなでオーストラリアへ。
お父さんは見つからなかったけど・・・誠さんは大きな体を見込まれ、牧場で働くことに。
そして翔子さんは「専業主婦のスキル」を認められ、ゴンちゃんファミリーの大会社に再就職。
専業主婦のスキルとは・・・「情報収集・取捨選択」「交渉」「計算」「先を見通す」全ての能力が必要。
それを認めてくれた(のか?)、この作品に拍手をー!

「青春ドーパミン」(航本佳奈

春・・・。花嵐学園にも新入生がやって来る季節。
けれど池やんには「咲山という心に決めた人が!!」。しかし当の相手は「勝手に心に決めないで」。春はまだ遠い。
「そこの女子たち。非常に申し訳ない・・・(お前らの)ハダカ想像しても、あんまり楽しくなかった」。
そういうことを言う男は半殺しにしなさい!!お仕置きしなさい!!(爆笑)

「モトリョ。」(幌倉さと

先月号で、浩樹君の学校に潜入したモトリョちゃん。動いて喋ってるところを友達に見られて大ピンチ!
しかし。そこは「妖怪研究同好会」の部室(笑)。小さい頃からモトリョちゃんと遊んでいたからこそ、
浩樹君もそこに入部したのかな。
それにしても。本来の目的だった「バレンタインデーにチョコをくれた女子」のことはわからずじまいで・・・。