Welcome!うぇるカメ

先月から始まったNHK連続テレビ小説「ウェルかめ」を、まとめて見る。
徳島県を舞台に、“粘りの波美”の異名をとるヒロイン・浜本波美が編集者として成長する姿を描く(らしい)。
本業がグラビアアイドルだという波美役・倉科カナちゃんの「Fカップ巨乳」効果で、男性の視聴者が増えているらしい。
そりゃーあのオッパイに目が行きますよね(こら)。
これまで「瞳」「だんだん」「つばさ」と、子役やティーンズモデル出身の「女子には人気だが男性受けしない(失礼だ!)」
ヒロインの作品が続いていたので、久々の「出世するメインヒロイン」になるか。
・徳島のスター降臨
かつて、同じく徳島県を舞台にした朝ドラ「なっちゃんの写真館」(1980年)でヒロイン役を演じた星野知子さんが
波美ちゃんの(ほんの一時期だけ)上司となる「マニフィーク」の近藤摂子編集長役で登場。
また、鳴門金時(サツマイモ)の大学芋製造会社「なる金」の社長役で、これまた徳島のスター・板東英二さんまで登場!
今回は「ゆで卵」じゃなく「鳴門金時」をこよなく愛する社長である(笑)。
・突撃スクープ
美波町の小学校の新聞部員である波美ちゃん(小酒井円葉)は、6年生の夏に「人生を変える出会い」を経験する。
東京から転校してきたオシャレな女の子・中川果歩ちゃん(金子舞優名)。そして彼女が持っていたファッション雑誌
「マニフィーク」である。編集長の近藤さん(星野知子)が故郷・美波町で講演会をするというので、見に行って
“押しかけ取材”をしたりもした。
しかし。波美ちゃんと果歩ちゃん、それにもう一人の友達・綾ちゃん(藤川博歌)を見ていると、
ちりとてちん」のA子・B子・順ちゃんの3人を思い出す。そんなポジションなんだろうか。
・大半は魚に食われる
そして。波美ちゃんの家で営んでいる遍路宿「はまもと荘」に宿泊しに来た、大阪の小学5年生・山田勝乃新(福島快利)。
その頃波美ちゃんの父親でプロサーファーの哲也さん(石黒賢)が「引退を考えている」と話したことで
ショックを受け、泣いているところを勝乃新くんに見られてしまったのだ。
翌朝。波美ちゃんは勝乃新くんに連れられて、ウミガメの卵から孵化した赤ん坊が海に出て行くところを一緒に見る。
でも本当は「カメ嫌い」だったりするのだが・・・。
ジャンクSPORTSの兄ちゃんが
やがて23歳になった波美ちゃん(倉科カナ)は、大阪の大学を出て「マニフィーク日本版」を発行する出版社に就職。
契約社員として、憧れの「マニフィーク」に携わることになったのだが・・・本国・フランスのマニフィーク社が
日本からの撤退を決め、雑誌は廃刊に。
マスコミ各社に再就職先を探すも「編集の仕事の経験が無い」んじゃ話にならない、と連敗続き。世間の厳しさを思い知る。
商工会議所の会長に紹介してもらった食品会社「なる金」の就職が決まりかけた時「やっぱり自分の仕事じゃない」と
断ったことで「甘いわ!」と社長(板東英二)に激怒され、泣いていたところに・・・スケボーを持ったお遍路さんが。
これが何と、11年前に遭遇した府中野新之介・・・じゃない。勝乃新くん(大東俊介)だったのだ!
・お遍路版ガイドルージュ
そんな中。「泊まりたいお遍路宿」ガイドブックに、「はまもと荘」が酷評されているのを浜本父子は目撃。
出版社に殴りこんで行くが・・・担当者に「今後続刊はありませんので」と丸めこまれてしまう。
その帰り道、「テッシー浜本さんですか?」哲也さんに声をかける人がいた―徳島市の「ゾメキトキメキ出版」の社長・
吉野鷺知(さち)(室井滋)だった。
波美ちゃんが「編集の仕事に就職したい」という話をすると、吉野社長は勢いで彼女を採用!
同社唯一の雑誌「Hot-Shin(ほっしん)」編集部に配属した。
しかしこの会社、どうも変わり者ばっかりのようで・・・大丈夫かいな??