腹がよじれる「FAMOSO」

雑誌風おバカ本「FAMOSOファモーソ)」第2号(ネコ・パブリッシング)をコンビニで発見、購入する。
FAMOSO」は北野武編集長・所ジョージ副編集長による「フィクション・スクープマガジン」。
記事がすべてフィクションであるというだけでなく、広告までパロディーとおふざけが満載なのだ(笑)。
表紙のロゴが、往年の写真週刊誌「FOCUS」(新潮社)と似たような感じだが・・・同誌の巻末に連載されていた
マッド・アマノさんの合成写真パロディーが全ページに広がっちゃったようなもの!?
・店頭で爆笑しそうになる
もともとは。たけしさんが所さんと一緒に撮り溜めた変な写真を「エイプリルフールに、写真集として出版してみよう」
と思い立ったのが、刊行のきっかけだったそうで。今年の4月1日、本当に「FAMOSO」の第1号が出てしまった。
「誰も買わないだろう」と高をくくられていたが・・・予想を上回る売れ行きを見せ「創刊号復刻版」が出るまでになった。
創刊号を買いそびれたし、まさか第2号が手に入るとは思わなんだ。
・豪華ゲストも
終戦64年、日本兵は生きていた!」「花枯らせ爺vs花の精」など、東スポ顔負けのエキサイティング記事が満載。
登場人物はたけしさんと所さん。たけし軍団に居る「某野党の代表のそっくりさん芸人」鳩山来留夫さんも登場。
また、考古学者の吉村作治先生がツタンカーメン王の被り物をして「実は私自身がツタンカーメンだったのだよ(吉村)」。
そうかと思えば大槻義彦教授に(創刊号から)“宇宙人疑惑”がかけられ、大槻教授の顔そっくりのタコ型宇宙人が登場!?
こんなことさせちゃっていいんでしょうか・・・(汗)。
・MAD★AD 狂告の時代
広告のページも笑わせてくれる。開運グッズ「コマネチ型オーパーツ」「青まねき猫」の通販広告などなど、
どこまで本当でどこまで嘘なのかわからないのだ。
某キャ○ジン胃腸薬そっくりの「ニャジベン胃腸薬」は「ビタミンCは包丁の一万倍」「ヒアルロン酸はまな板の50万倍」
という、ワケの分からない栄養成分が含まれている(という設定)。
「直射日光の良く当たる蒸し暑いところに保管する」「鉄の釘やヨーグルトを月に1回を与える」と書いてある。ぬか床か!?
架空の病院「北野レディースクリニック」の広告で「Before→After」の例として、タレント・楠田枝里子さんの
“整形前の顔”がブリキロボットだったという写真を紹介(笑)。ここでも彼女をロボット呼ばわりか!!
よくこういうバカバカしい事(ほめてるのよ)を考え付きますねー。笑いすぎて死ぬかと思いました(汗)。