ゴールデン祭り

夜。「探偵!ナイトスクープ ザ・ゴールデン」(ABC朝日放送テレビ朝日系)をやっていた。
関西地方では視聴率20%を超えるのに、何故か関東地方で全然人気の出ない“関西のお化け番組”「ナイトスクープ」が
放送開始20周年を迎え、そのお祝いとして「初のゴールデンタイム放送」が実現したのだ。

カーネルサンダースの帰還」

番組冒頭に「カーネルサンダース像発見」のニュースを挿入。そう、この番組の第1回目の依頼が
「道頓堀に沈んだカーネルサンダースを探せ」だったのだ。
「この番組の放送、そして『ナイトスクープ』放送開始から丸20年の時を待っていたかのように、彼は戻って来た」と。
やはり何かの縁なのか。

「泣かずに絵本を読みたい」

依頼者は、赤ちゃんを持つ若いお母さん。子供のために絵本を読んであげている時、何故か感極まって涙が出てしまい、
絵本を最後まで読めたためしがない・・・という。
というわけで「黒ひげ危機一発」をやり(ドキドキハラハラし)ながら絵本を読むという“荒療治”をする羽目に。
泣いてしまうのは困りものだが・・・絵本に書かれた親子愛に感動する、その感受性の豊かさは大切にしていただきたい。

「新競技?将棋ボクシング」

西洋にあるという異種格闘技チェスボクシング」をモデルに、日本でも“将棋とボクシングでの勝負”ができないかと
提案する依頼者。
ボクシング経験のあるプロ棋士が、元世界チャンピオンの井岡弘樹さんに挑む!
場所は井岡ジムだったのだが・・・リングの後ろにNHK連続テレビ小説「だんだん」で使用されたと思しき
「難波ボクシングジム」の看板が置いてあった(笑)。

「爆笑!小ネタ集」

「人間パラダイスに挑戦!」
番組の名物“人間パラダイス”河本さんに勝負を挑む、新たな“自称・人間パラダイス”が現れた!
様々なネタを披露するが、河本さんも新ネタで応戦。勝負の結果・・・挑戦者は「パラダイス見習い」に決定(笑)。
「岩尾くんは顔認識されるのか?」
以前、番組で「デジカメの『顔認識機能』はどこまで有効なのか」という実験をした時、パンストを被った状態だと
カメラに認識されない、という結果が出た。
それなら、と。“パンスト顔”であるお笑い芸人・フットボールアワー岩尾望くんの顔は認識されるかどうか?
実験の結果・・・岩尾くんの顔も、ちゃんと認識されましたとさ。素晴らしい技術ですね。

「ゾンビを退治したい3姉弟

ゴールデンでの放送に先立ち「他の地方の人に見てもらいたい傑作依頼」を募集、人気投票1位だった作品。
ワテは見たこと無いので、最近の作品であるらしく。
依頼者であるお母さん曰く「8歳、6歳、4歳の子供たちがゾンビ退治ごっこにハマっているので、付き合ってもらいたい」。
3人姉弟は武器やトラップを周到に準備し、かなり本格的な戦略を練っている。
というわけで・・・役者さんがゾンビに扮し、依頼者宅を襲撃!
ゾンビハンター出動!が、やる気満々だった6歳長男が、いざゾンビを目の前にして大泣き!捨て身でゾンビに飛びかかるので、
中の人に生命の危機が(笑)。
苦戦したものの、どうにかゾンビを撃退。たむらけんじ探偵に「何も頑張ってへんかったやんかー」と、泣きながら苦情を言う
長男くんでありました。

「携帯便器を探せ」

依頼者が10年ほど前、保育園を経営していた頃「『携帯便器』を売り込んで来た人が居た」という。
その時は断ったが、今になって「携帯電話」「携帯灰皿」に続くヒットになるのでは、と思い直し、発明者を探して欲しいという。
携帯便器は大人用布おむつを袋状にしたような物体で「渋滞の車の中でも安心」と効果を謳(うた)っている。
というわけで、発明者と依頼者と探偵が揃って実験!結果は・・・「改良の余地あり」。

「野球の審判になりたい」

依頼者は野球少年だが、将来の夢は「プロ野球の審判になりたい」。自分で(紙工作で)審判用のマスクとプロテクターを
作ってしまうほどの入れ込みぶり。
ここは球界に太いパイプラインを持つ松村邦洋探偵が出動。依頼者の「憧れの審判員」であるセ・リーグ谷博審判員
(現在は嘱託審判員)に直接「審判の心得」を指導してもらうことになった。
大阪独立リーグの試合・大阪vs神戸戦で、主審を務める少年。選手に抗議されたり乱闘が発生したりという展開にも動じない。
なかなか将来有望な人材である。