王監督、ラストゲームは“ON対決”で

東北楽天福岡ソフトバンククリネックススタジアム宮城
2008年パ・リーグ日程、最終日。その日は、ソフトバンクホークス王貞治監督のラストゲームとなった。
“ON対決”の“N”こと、楽天野村克也監督は「ON違いでゴメンなさい」と笑っていたが。いずれも「名選手」から
「名監督」に成長するという偉業を成し遂げたお二方である。
試合は楽天マー君田中将大ソフバ杉内俊哉の投げ合いで、0−0のまま進む。延長戦に突入したのを見ると
「野球の神様が、王様との別れを名残惜しんでるのかな」・・・などと思ってしまう。
駒大苫小牧高時代のマー君が、甲子園で早稲田実業の“ハンカチ王子”齋藤佑樹くんと投げ合って引き分けた時のように。
そして延長12回、山崎武司のサヨナラタイムリーで勝負は決した。
楽天はこの試合に勝って5位確定、ソフバンが最下位となった。最終戦まで順位が決定してなかったのね。
王監督、お疲れ様でした。ひとまずゆっくり休んでいただいて、何らかの形で現場に戻って来てください。
で。やっぱり後任は秋山幸二コーチなのか?(後日、秋山さんが新監督となることが正式に発表された)。