【痛い】睡眠障害大国ニッポン

最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」(ABC朝日放送テレビ朝日系)。今回のお題は「睡眠障害スペシャル」。
健康の源である「睡眠」。その睡眠にまつわる様々な病気について紹介。
前半は「本当は怖い『寝言』」。患者は、慣れない職場に転勤してストレスのたまっているサラリーマンの男性。
やがて彼は就寝中に寝言を言うようになり、やがて悪夢にうなされる余り、隣で寝ている奥さんに暴力をふるうようになった。
本人曰く「ライオンと戦っている夢を見た」。夢の中の行動が、実際に体の動きとなって現れてしまったのだ。
病名は「レム睡眠行動障害」。推定患者数が12万人にも上るらしい。
・夢と寝言は同時に出ない
人間の睡眠は「レム睡眠」(浅い眠り)と「ノンレム睡眠」(深い眠り)を周期的に繰り返しています。
レム睡眠のときは「脳が目覚めかけていて、身体は動かない」ので、この状態で目覚めるとすっきり起きられます。
通常、夢を見るのはレム睡眠状態の時だけ。
逆にノンレム睡眠の時は「脳が眠っているけれど、身体の筋肉は起きている」状態。寝ているときに体が動いたり、
寝言を言ったりするのはノンレム睡眠状態の時だけです。
そうなのか・・・寝言は「夢を見ながら喋る」ものじゃないんですね。
・自分の知らない間に
ストレスや心身の疲労などで脳の機能が低下すると、レム睡眠の時にも体が動いてしまいます。
おまけにストレスが原因だと「何かに追いかけられる夢」や「何かと戦う夢」が出てくるので、睡眠中に暴れることも
多くなるというもの。
隣で寝ている人が負傷する前に、薬などで睡眠を調整してやる治療法をとることが多いようです。
・結局何だったんだ
ウチのご主人様も、よく寝言ほざいてるけど・・・大丈夫かしら。夢とシンクロしてる寝言ってのは、危ないかも。先日も
「あれってどこの話だっけ?」と寝言で訊いてきたので、適当に
新潟県」と答えてやったら
「北陸か・・・富山かと思った」
と言って、納得して寝てしまった。まあ、こうして穏便に終わるうちは大丈夫か。
・あなたはショート?ロング?
後半は「本当は怖い睡眠不足」。保険のセールスレディとして働く中年女性、このほど再婚して夫の弁当を作るようになった。
毎日7時間睡眠をとっているが、昼間から強い眠気に襲われるようになった。そして眠気はどんどん強くなり、集中力が
なくなった末に、車で事故を起こしてしまった!
病名は「睡眠不足症候群」。一般的には毎日7時間〜8時間の睡眠をとれば十分、とされてきたが・・・実は「十分な睡眠時間」
には個人差があるのだという。

の4種類に分けられるのだそうで。はてなキーワードによると「バリアブルスリーパー」(どこでも寝られる人)という言葉もある。
「8時間以上寝たのに、昼間に『まだ眠い』と感じる」人は要注意・・・って、ワテもそうかも!?