泣くな!弁護人

たかじんのそこまで言って委員会」(YTV)。今回は山口県光市母子殺害事件の元弁護人・今枝仁弁護士が出演。
「21人の大弁護団」を解任された経緯、元「委員会」メンバーで大阪府知事橋下徹弁護士が「(“ドラえもんが何とか
してくれる・・・”や“魔界転生”などの荒唐無稽な主張を展開した)差し戻し審弁護団に対して懲戒請求を」と
視聴者に呼びかけたことによる“場外乱闘”・・・それぞれについての思いを、涙ながらに語った。
コレDVD化しなさい。関東の人にも見せたい(笑)。
・まだわからんのか
「少年に死刑判決を出すべきか」という議論はさておいて。今回の事件はあまりにも異常かつ残忍であり、この犯人が
死刑を回避するのは難しいだろう(抗議一切受け付けません)。
「弁論すっぽかし作戦」「荒唐無稽な主張」を展開した弁護団について、今枝弁護士は「想像力の欠如」だったと指摘。
法廷戦略でコレが有効なのかどうかは、我々素人にはわかりません。
審理の成否はいざ知らず。遺族感情を逆撫でし、世間を激怒させるには十分だった。果ては懲戒請求が4000通押し寄せる
・・・という事態に発展した。
それなのに。弁護団の皆さんは「どうしてそうなったのか」というのが理解できていないという・・・ダメだこりゃ。
そこまで言って委員会」に招致しなさい(番組の趣旨を知ったら、出ないでしょうけど)。
裁判員「参上」でええやん
いわゆる「法の正義」と「社会常識の正義」というのは、乖離しているらしい。それを埋めるために「裁判員制度
というのができるらしい。
この「光市母子殺害事件」とか「渋谷区DV夫バラバラ殺人事件」あたりが、裁判員制度の試金石となりそうだ。
・ちなみに
今枝弁護士は先週金曜日に「そこまで言って委員会」収録の後も、今日の「サンデー・ジャポン」(TBS系)など
いろいろなテレビ番組に出演し、弁明しているようである。そのうち橋下さんのポジションを奪う?