ショック！くいだおれ閉店
大阪・道頓堀の飲食店ビル「大阪名物くいだおれ」が、今年７月で閉店するらしい
（http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200804/10/soci209580.html）。
創業59年、「建物の老朽化」と「家族経営が困難になった」のが理由だそうで。
食材の値上がりや飲食店のスタイルの多様化により、外食産業が苦戦する時代。その波に、くいだおれも飲み込まれた。
・ええっ！
ワイドショーなどのコメンテーターの意見を聞くと、異口同音に
「くいだおれ」がレストランであることを初めて知った
という人が多い。みんな、あの入り口前の「くいだおれ太郎」人形に目を惹かれるのだが、中に入るという発想は無いらしい。
−「駄メイドさんは知ってたんですか？」
知ってました。ただし、和食だけの食堂だと思ってました。
道頓堀って行ったことありませんし（こら）。
・わて泳げまへんねん
そうなると。気になるのは「くいだおれ人形」こと、くいだおれ太郎さんの今後である。
株式会社くいだおれは、商標権と太郎さんの売却先を探しているとのこと。どなたか引き継いで下さいまし。
“カニ”や“フグ”とともに道頓堀を彩る「大阪名物くいだおれ」が絶滅しないよう祈る。
でも。こうして「閉店セール」が開催されたら、客足が増えて儲かったりして（・・・それは無いか）。
・眼鏡といい眉といい
この日の夜。くいだおれの記者会見の席には、創業者の息子・山田昌平社長と、娘で女将の柿木道子会長が出席。
太郎さんは創業者・山田六郎さんがモデル*1なので、必然的に（？）社長と道子さんも太郎さんに似てくる。
「最初、わたしは『太郎の娘』でした。それが今では『太郎の母親』です」という道子さんが
「（横にいる山田社長に）何をささやいたらええかと思って・・・」船場吉兆の女将やあるまいし（笑）。
サービス精神旺盛ですわなー。
