身内の「打倒カップヌードル」

テレビ東京系「カンブリア宮殿」今週のお客様は、日清食品安藤宏基社長。題して「世界のハングリーと闘え!
即席麺の王者に学ぶロングセラーの作り方」。
同社の創業者にしてインスタントラーメン発明者の父・安藤百福さんが昨年亡くなり、その後はどうなっているのか。
・永遠の定番
日清食品といえば「チキンラーメン」と「カップヌードル」。カップヌードルは37年前に登場し「銀座のおしゃれな食べ物」
浅間山荘事件の警官隊の兵糧」として世間に認知されて以来“最強王者”の座を守り続けている。
そのカップヌードルを生産する側の注意点は「うますぎると食べ飽きる」ということ。年々、味の配合を少しずつ変えているそうで。
確かに。いろんな味を試すんだけど、最後はあのカップヌードル(しょうゆ味)にたどり着くのよ。何故か。
・切磋琢磨する
日清食品では「チキンラーメン」「どん兵衛」「Spa王」「日清焼そばU.F.O.」といったブランドごとにチームが組まれていて、
それぞれが「打倒カップヌードル」を目指している。
Spa王のチームはレンジで作るパスタ「レンジSpa王」を開発。その他のチームも、刷新を続けている。
・エコ+コスト削減
そして。カップヌードルは37年目にして、ある大幅なモデルチェンジをするらしい。この春の出荷分から、従来発泡スチロール製だった
カップ容器を、紙製のものに変えるそうで(「どん兵衛」の縦型カップが一部紙製になったけど、それと同じもの?)。
しかも。木村拓哉さんをイメージキャラクターにしたCMも放送するらしい。気合入ってます
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20080331070.html)。この春まで放送のCMアニメ「FREEDOM」は完結か。
・ようこそ先輩
また、日清食品は「百福士」という慈善活動をなさっているらしい。創業50年の同社は、今後50年の間に100の社会貢献活動を
する予定。
その第1弾として、日清食品陸上部のジュリアス・ギタヒ選手が、母国ケニアの小学校を訪問。給食の時間に、温かい
チキンラーメンを振る舞った。いいなー。
・地球を越えて宇宙へ届く
「食足りて世は平らかなり」という理念は、今も変わらない。ラーメンは世界の国民食を超えて、宇宙食にも採用された。
そして4月8日から、「第6回世界ラーメンサミット」が大阪で開催されるとか。
そんな催しが(しかも過去5回も)あったのか・・・。