今年最後のハッスル納め

帰宅してしばらくすると「大晦日ハッスル祭り2007」(テレビ東京系)が始まったので、そのまま見る。
「大晦日は『紅白歌合戦』を見る」という“日本人の呪縛”から逃れてみた。今年は「どうしても見たい」という歌手が居ないんで。
・志願者は他にも居るらしい
オリンピック体操銀メダリスト・池谷幸雄さんがハッスルに参戦。メダルと同じ銀色の覆面を装備し「池谷銀牙」となった。
アン・ジョー司令長官ジャイアント・バボ組相手に“四次元殺法”を展開。徹底的に「魅せる」ことにこだわった、華麗な技である。
敵をかわすとき、わざわざ側転でよけるというのも斬新である。そしてフィニッシュはムーンサルトプレス+捻りのスペシャル技
“ギンガプレス”!彼の宙返りは基本的に「格闘技としての破壊力」ではなく「技の美しさ」を磨いているので、
ハッスルのようなショープロレスには相応しい人材だ。
そのうちハッスルエンターテインメントは、シルク・ドゥ・ソレイユみたいに「世界中のあらゆるスポーツ競技の大会に
スカウトを送り込む」ようになるんじゃないか(笑)。
・その他
「ダイナマイト・ハードコア・ハッスル・ウェポンマッチ」では久しぶりに“美獣”Erica(アジャ・コング)がハッスルに復帰。
どこぞの女王様キャラ・・・じゃない方の“エリカ様”だ。
入場ゲートの“巨大パチンコ台”のスロットが回転し、大当たりの「スペシャルウェポン」として登場したのはミルコ・クロコップ
京楽産業は「ハッスル」のパチンコ台作らんのかな。
セミハッスルには、インリン様&“魔界の横綱モンスター・ボノの母子タッグが登場。ボノの父親であるグレート・ムタ
魔界から現れ、“魔界ファミリー”そろい踏みとなった。
勝利の後、息子・ボノに背を向けて魔界へ戻ってしまうムタ。「パパー!」・・・この家族の行く末は如何に。
・コノヤロ〜!
そしてクライマックスに登場したのは高田総統・・・ではなく。顎の長い「有田総統」。
「おい。この年末の忙しいときに、こんなことしてて大丈夫なのか?」と、高田総統に心配される有田総統。
是非また出てきていただきたい(笑)。ハッスル・マニアハッスル・エイドといった、大規模興行限定でもいいから。