働く課長の長い一日

フジテレビ721ゲームセンターCX」。今回のメインは「有野の挑戦」よりも、先月行われた
ゲームセンターCX 有野の挑戦状」(バンダイナムコゲームス)発売記念イベント「有野課長握手会」のレポート。
ソフト発売から2日後の、11月17日。1日のうちに東京・名古屋・大阪の3都市を回り、握手会を行うという
無謀な(?)イベントだ。

8:00a.m.

「おはようございます」有野課長の長い一日は、早朝の東京・秋葉原で始まった。
土曜の朝。秋葉原の駅前は、閑散とした雰囲気。「人、来るかなー」不安げな有野課長だったが・・・
会場であるアソビットゲームシティの前に来ると、既に長蛇の列が。会場である6階から、建物の外まで列ができている。
「朝4時から並んでる人、居ましたよ」。
「4時っすか!」有野課長もびっくり。というわけで8時50分、会場入り。

9:00a.m.

開場時間。大勢のファンが会場に通される。有野課長が登場すると、拍手喝采で迎えられた。

10:00a.m.

いよいよイベント開始。まずは業務報告。「12月24日、番組史上初のクリスマス生放送スペシャル決定」!
有野課長は「僕、どうしても(クリスマスは)家族と過ごしたい、って何回も言ったんだけどね」。
その他、こんな報告も。「鶴岡AD、さっき日比谷線にカメラ三脚忘れる!!」。この後有野課長も、もっとひどい失敗を
するのですが・・・それは置いといて。
ファンとの握手会。いろんなプレゼントが寄せられた。お菓子、「スーパーマリオ」の“?ブロック”型のクッション、
ラベルに「左押してスタート」と大書された米焼酎(笑)。ファンの皆さんが、有野課長を激励する。
イベントの最後は、プレゼント抽選会。賞品は課長のサイン入り「GCCX」帽子。
一本締めで、イベントはお開き。熱気の余韻に浸る暇も無く、次の会場へ移動しなければならない。

10:45a.m.

イベント終了。「5分で出るよ」の声に、急いで作業服を着替える有野課長
11時50分、東京駅を出発。第2の会場がある名古屋へと移動する。

1:33p.m.

昼過ぎ。スタッフはJR名古屋駅に到着。
が!ここで緊急事態が発生した。有野課長が新幹線を乗り過ごし、京都まで行ってしまったというのだ!
何たる大失態!これで当分、部長への昇進は無いだろう。
しかも会場は春日井市。JR名古屋駅のすぐそばならまだしも、中途半端に距離があるので・・・有野課長名駅に到着しても、
そこからまた時間がかかる。

2:20p.m.

名古屋会場は愛知県営名古屋空港近くの「いまじん書店」春日井南店。
店内には既にファンがつめかけ、有野課長の登場を待ちわびているが・・・「イベント開始時間、約1時間遅くなります」
というお詫びの貼紙が、急遽用意される。

3:00p.m.

有野課長不在のまま、イベントは開幕。先行隊として到着していたスタッフ3人(岐部さん、AD浦川、タニー)が場をつなぐ。
その頃、有野課長名古屋駅に到着。「参ったなー。謝りたくないなー」移動の車の中、凹む有野課長。「むっちゃ格好悪いなー」
イベント開始から30分後、有野課長が名古屋会場入り。「名古屋から京都、京都からもう1回名古屋に来てる間に
RALLY KING』をクリアした、ゲームセンターCX課長の有野です!」ゲームにハマり過ぎて乗り過ごしたんか(違う)。
ポケットマネーで購入して来た京都みやげを、お詫びの品として持参。
こうして、予定より45分遅れの握手会がスタート。遅刻はしたが、ファンからの暖かい歓迎を受ける。「謝ってばっかりやったなー」。
名古屋を離れる頃には、日が暮れていた。

6:40p.m.

最後は課長の地元でもある大阪へ。新大阪から渋滞にハマり、夜7時のイベント開始に遅れる。
7時13分、会場である“大阪のアキバ”日本橋ポンバシ)の電気店上新電機ディスクピア日本橋店到着。
六甲おろし」のメロディーがお出迎え・・・っても、野球音痴の有野課長には関係無いんすけどね。
定員200名の会場は大盛況。業務報告では「クリスマス生放送」「有野課長、京都まで寝過ごし」に続き、大阪限定で
よゐこ野田マネージャー、同級生と結婚!!」という報告・・・「は、いいかな」端折られた(笑)。
そして握手会スタート。中には「これからDS買わなアカンのですよ」という人も。その人に「ピンク(のDS)買ったほうがいいよ」と
有野課長が勧める。
その後の抽選会で、ジャンケン参加の条件を絞り込むのに「ピンクのDS持ってる人」!女性ユーザーが多い中、勝ったのは唯一の男性。
こうして東京・名古屋・大阪を駆け巡ったイベントは、幕を閉じたのでした・・・。

9:30p.m.

長く慌しかった1日も終わり、スタッフの打ち上げ。乾杯の後、拍手が沸き起こる。
無事にイベントが終了したことを、「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」の発売元であるバンダイナムコゲームス
石川祝男社長にご報告・・・有野課長の“寝過ごし事件”の話は、聞いていなかったらしい(笑)。
この番組が始まった時、最初に有野課長が口にしたのは「目標は『(番組の)ゲームを作る』こと」。そんな冗談が、
いつの間にか現実のものとなりました。
ゲームセンターCX 有野の挑戦状」―いつの日か、レトロゲームとして有野課長が挑戦するかも知れません
(その時も肩書きは「課長」だったりして)。