たけしの挑戦状に続け!

「ゲーム化プロジェクト」。今回は第2回企画会議の模様。具体的なゲーム内容がここで決まる。
・ヒゲの弟さん見てみたい
有野課長の提案は・・・「ドルアーガの塔」や「アトランチスの謎」のパロディーで「ドルアーガの謎」にする。
そして任天堂のキャラクター「ルイージ」を友情出演させる(クッパでもいいです。最悪ハンマーブロスでも)
・・・というもの。
「多分ムリです」バンダイナムコゲームス・佐々木夕介アシスタントマネージャーが即却下。「調整をしてたら、
終わる頃には来年・再来年くらいになりそうな」。
「そんなにお忙しいですかね、ルイージ。暇やと思いますよ」。
・固まってきた
インディーズ・ゼロの鈴井匡伸社長が、ゲームのイメージをプレゼン。ニンテンドーDSの上画面にレトロゲームを、
下画面に「部屋でゲームをする子供たちの姿」を配した図を描いた。我々ファミコン世代がゲームをしていた頃の再現である。
コンセプトは「レトロゲームをモチーフにした『ゲーム内ゲーム』」に決定!
で。有野課長が「ゲーム内ゲーム」のアイデア出し。「落ちる床」「三角降り」「『忍者龍剣伝』の全般」などの
過去に彼が苦しんだギミックや「たけしの挑戦状」の「宝の地図」よろしく「DSのバッテリーがもつ
ギリギリのところまで放置」するアイテムなど、パロディー満載である(笑)。
・これぞ番組の世界観
また、構成作家の岐部昌幸さんからは「『魔界村』や『スーパーマリオ』でいつも最初、姫とかさらわれて
(有野さんが)すごい愚痴をこぼすじゃないですか。『何回さらわれてんねん』って」という証言が。確かに(笑)。
魔界村」のように「1回ダメージを受けてもまだ平気」な“ヨロイ制度”も導入を検討。
てなわけで。アクションゲームのステージは「さらわれた姫を助け出すニンジャアクション」という方向で。
そして「たけしの挑戦状」に倣(なら)い、ゲームのタイトルはゲームセンターCX〜有野の挑戦状〜」に決定!
・ポリゴンで描くと・・・
さらに、インディーズ・ゼロで製作されたキャラクターを発表・・・その名も「ゲーム魔王アリーノー」!
「僕はいいと思うんですけど、一応任天堂に聞いてもらえますかね」と、モデルになった有野課長
少年の瞳をした男たちのゲーム作りは、始まったばかりだ。