「2」をやった後に「1」です

フジテレビ721ゲームセンターCX
「有野の挑戦」今シリーズ第1戦を白星で飾り、有野課長ノリノリである
今回のソフトは「ロックマン」(1987年、カプコン)。今冬で生誕20周年を迎える、人気シリーズの第1作。
「『2』やってから『1』って・・・ややこしいな」
そう。有野課長過去に「ロックマン2」(1988年、同)に挑戦して、失敗したという苦い経験がある。
今度こそ。今度こそ悪の科学者・Dr.ワイリーの野望を阻止できるか?
・平成の鉄腕アトム
元々は正義の科学者・Dr.ライトの家の家事手伝いロボだったロックマン。ある日、Dr.ワイリーが
そのDr.ライトの家から6体の使役用ロボを強奪!世界征服のために悪用したのだった。
悪の手先と化したロボットの心臓部を回収し、最後に待つDr.ワイリーを倒せ!
・パワーアップのすすめ
ロックマンは各ステージのボスを倒すと、そいつの武器を身に付けることが出来る。
一つの武器を手に入れる→それを弱点とする敵が居るステージへ行く→倒す→新たな武器ゲット
・・・という流れ。ステージの選択が重要な鍵です。
「勝てそうなの、居れへんな」と有野課長。みんなそれなり強そうで。
「(まだ寒い春先の)時期的にアイスマンやろ」と、アイスマンステージを選択・・・先に進めない。
・002はロールちゃん?
改めて取扱説明書を紐解き、各ステージボスの弱点を探る。と、有野課長はあることに気付いた。
「ロックマンが『001』やねんな・・・」ロックマンをはじめとする各ロボットに、番号が割り当てられている。
その番号の若い順に、攻略していくことにしたのだ。
・ザクとは違うのだよ、ザクとは
まずはNo.003カットマンステージ。ウルトラセブンのアイスラッガーよろしく、ハサミブーメランを
投げてくるカットマンを、苦戦しながらも撃破。ローリングカッターをゲットする。
そしてNo.004ボンバーマンステージへ。「ガンダム」のザクっぽいザコキャラも撃破(笑)。
「この番組見てる矢部(ナインティナイン矢部浩之さん)の後輩が言うには・・・
『有野さんのヘタさ加減が、ものすごいイイんですよ』って。ほめてた」ほめてんのか?
「ヘタさ加減がイイって・・・どういうこと」課長。もはや、あなたのヘタさ加減はひとつの「芸」です。
何だかんだ言いながら、ボンバーマンステージをクリア。爆弾をゲット。
「うま(く)なってる」自画自賛の有野課長。この好調は続くのか?
・順番を覚えろ
続いては「こいつ鈍(のろ)いかも知れんな」と、ガッツマンステージを選択。
落ちる足場を乗り越え、ボスステージにたどり着く。怪力だが動きの鈍いガッツマンを、速攻で撃破。
早くも6体中3体のボスを倒し、次はエレキマンステージへ。
が。有野課長が苦手な縦スクロール面である上に、テレポートで出たり消えたりする足場に大苦戦。
1時間30分足止めされて「そろそろ飽きてきた」頃、ローリングカッターでエレキマンを撃破。
次は最初に選択してすぐやられた、アイスマンステージ。見た目は可愛いが攻撃力の強いアイスマン、
手ごわい相手だが・・・弱点であるエレキビームで一発撃破!
・アタマ燃えてますよ
そしていよいよ最後の1体・ファイヤーマンステージ。連続火炎放射をよけるのは困難。
炎には氷が有効と、アイススラッシャーを連打!激しい撃ち合いの末、ファイヤーマンを撃破!
全てのロボットを倒し、念願のエンディングかと思いきや。ステージ選択画面の真ん中に
「Dr.WILY」が現れた!
「エエ人そうやけどなー」でも、悪の元凶なんですよ。ここからが本当の戦いなわけで。
・黄色い悪魔
そんな有野課長の前に立ちはだかったのが、形状記憶ロボ・イエローデビル!
黄色いダイダラボッチみたいな巨体は、分裂と合体を繰り返す。なかなか攻撃が当たらず、足止めされる。
苦しむ有野課長のもとへ、新人AD高橋がやって来た。彼女のアドバイスによると

  • イエローデビルの分裂片が飛んできたら、7回のジャンプ(大ジャンプ・中ジャンプなど)でかわせる
  • エレキビームを7発当てれば倒せる

との事。
が、言うは易く行なうは難し。なかなか上手く行かない。
・王様「ワシはさっちゃんと呼ぶぞよ」
「高橋さん、学生時代何て呼ばれてたの?」有野課長が尋ねる。
「『さっちゃん』とかでした」
「イノコMAX」の後が「さっちゃん」ではさすがに浮くので、別のあだ名を考えることに。
「たぶん『名人』って呼ばれることになる」と有野課長。「高橋名人って知らん?」
「冒険した人ですよね?」
「冒険したわけでは無いねんな」そりゃ、「高橋名人の冒険島」ってソフトあったけどさ。
・パーマンのアレではない
イエローデビルとの初対決から、3時間30分が経過。やられながらもコツを掴み、執念で撃破。
ここからは有野ひとりで先を目指す・・・カットマンやエレキマンら、これまで倒したはずのボスが再登場!
そしてその先に居たのは何と、ロックマンそっくりのロボット!
こいつはロックマンと全く同じ能力を持つ「コピーロボット」。ロックマンが武器を変えれば、
コピーロボットも同じように変えてくる。ガチンコ勝負の末、これも撃破。
・まだ居るんか
いっこうに終わりの見えない戦い−それでもひたすら、前を目指す。
次に現れたのは、シャボン玉のようなバリアに包まれた変なメカ「CWU-01P」。少しでも触れれば大ダメージだ。
スーパーアームで岩をぶん投げた後、ロックバスターを連射で撃ちこみ、破壊!
「やりました!・・・でもまだ、ワイリーが出てきません」
さらにファイヤーマンやアイスマンらが立ちふさがる。ここまで来たら、気力の戦い。
挑戦開始から13時間が経過。そして音楽が変わった・・・Dr.ワイリーが円盤に乗ってやって来た!
弱点は前面の赤い目のような部分。サンダービームを撃ちこみ、ヒットアンドアウェーで攻撃。
2度ゲームオーバーになり、40分後に再戦。不規則に飛んでくるエネルギー弾をかわし、サンダービームで撃破!
壊れた円盤からワイリーが落下し、土下座して謝る(笑)。
「ロックマン」完全攻略、雪辱を果たす!!お疲れ様でした。
・走ったなー
そして悲願のエンディング画面・・・ロックマンは山を越え町を越え、遠い道のりを走りに走って
Dr.ライトとロールちゃんの待つ家へ。
「挑戦時間14時間となっております」とスタッフ。
「えっ!?14時間?」課長もびっくり。「(延長)どうしましょう?」って言う人も、出て来うへんようになってんな。
やばいな・・・それが怖いです、今シーズン」。
・宣伝タイム
初代「ロックマン」をリメイクしたPSP用ソフト「ロックマンロックマン」が発売中らしい。
また、ロックマン20周年記念作品として、ニンテンドーDS用ソフト「ロックマンゼクス アドベント」が
7月に発売される予定らしい。