モスキートファイト2007

午前中の寝室。布団を干そうとした私の前を、1匹の虫がふわふわと漂うように横切ってきた。
「バチン!」反射的に叩き落す!
「何の虫だろう?蚊じゃないよな、この大きさは・・・」と思いながらよーく見ると、
腹の所に奇妙な膨らみが・・・これはひょっとして?
「蚊だーーー!」そう、血をたらふく吸って膨れ上がった蚊だった。
・今年も屈辱が
そういえば昨日の朝、気が付いたら手と顔面を蚊に刺されていた。犯人はお前だったのか!
そしてこの蚊、昨日吸った血が長時間経過して凝固しているらしく、硬くなっている。
いつものように羽と吸い口を切り取り、飛べない状態にしてじっくり観察する。
・ここから脳内の会話
人間「まったく意地汚い蚊め・・・こうしてやる」(つつき回す)
蚊「やめてー」
人間「そうは行かんな。こっちも痒(かゆ)かったんだし」
蚊「ああ・・・いっそ殺してください」
人間「いや、それは難しいな。だってあんた、潰しても潰れないんだもの」
そう、吸った血が凝固してしまうと、手で簡単に潰れないのである。
結局ティッシュで包んで潰し、処刑完了。虫除けスプレーを顔面に塗って寝るか・・・。