ツチノコ騒動

今週のNHK連続テレビ小説芋たこなんきん」。
またまた、昭和の懐かしいものが出てきました。
・「チイー!」とか「ヒュー!」と鳴く
町子さん(藤山直美)は、“幻のヘビ”ツチノコの研究にハマっていた。
小説のネタにすべく、「ツチノコを見た」という人を訪ねて丹波篠山まで足を運ぶ
(ヘビ嫌いの秘書・純子さん=いしだあゆみ=は乗り気じゃなかったが、強引に連れて行かれた)。
町子さんたちが訪れた目撃者宅に“ツチノコ研究家”の田村駒蔵さん(石橋蓮司)というオッサンが
やって来た。
田村さんの本業は、定年退職を控えたサラリーマン。余生をツチノコ研究に捧げるのが夢だという。
男のロマンを追いかける彼を、町子さんも応援することに。
・タムランカー状態
田村さんは雨の降る中、丹波の山へ。「今日あたり、出そうな気がするんです!」
彼が意気揚々と出かけて行って、間もなく悲鳴が!「ぎゃああああ!」まさかツチノコに襲われた!?
・・・そうではなかった。田村さんは家を出て10歩ほどの所で、
イノシシ捕獲用の罠にお尻を挟まれたのだ。
ネッシーツチノコは居てる
結局、ツチノコは見つからずじまい。後日、町子さんのもとに田村さんからツチノコの模型が送られてきた。
ちなみに。リアルの世界では最近、丹波篠山の地層でツチノコならぬ草食恐竜の化石が発見されたらしい
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000218-jij-soci)。
芋たこ」オフィシャルサイトの「トピックス」にある「これが幻の生物・ツチノコだ」は必見(笑)。
・親離れ、子離れ(その1)
町子さんがツチノコ取材から戻ると、お母ちゃん(香川京子)と弟・信夫くん(西興一朗)が
徳永家で待っていた。
信夫くんはこのたび結婚することになり、お母ちゃんに同居を勧めたのだが・・・そのお母ちゃんは
「ひとり暮らしをする」と、住宅公団のアパート入居を勝手に決めてしまった。
子供に何の相談もなく決めてしまったお母ちゃんに、納得のいかない町子さん。
だがしかし、お母ちゃん本人は気にする様子はない。
(この自立心があったから、100歳まで長生きしはったのか・・・?)
・親離れ、子離れ(その2)
別の日。田村さんが「奈良でツチノコ探しをする」ついでに徳永家を訪れ、町子さんとツチノコ談義をする。
田村さんが出て行った後に、今度は彼の息子・一郎さん(樋口浩二)がやって来た。
事業が上手く行かず、建て直しのために父親の退職金を借りようとしていたのだ。
断腸の思いで、借金を断る父。結局息子は事業建て直しを断念。自分で責任をとるべき時は取れ、という教えか。
・今週の名言
徳永家の次女・亜紀ちゃん(鍋本穂乃香)が風邪気味なので、健次郎先生(國村隼)がマスクをつけさせると
「野暮ったいからイヤ」と言い出した。
「『野暮ったい』て・・・どこでそんな言葉覚えたんやろ」不思議がる健次郎先生に、看護婦の鯛子さん
小西美帆)は言う。
「女心は、身長70センチの時には芽生えてるんです」。
そうなのか・・・!知らなんだ。
メガネっ娘ファンは必見
ある日。亜紀ちゃんが学校で転んでケガをした。普段メガネをかけている彼女だが、
「メガネザル」とからかわれるのを気にして、メガネを外していたという。
ひどい話だ。貴重なメガネっ娘に何をする!
・小さな女心
そんな彼女のもとに、同級生の高橋くん(森永悠希)がお見舞いに来た。
彼と亜紀ちゃんは一、二を争う成績の良さ(徳永家の子ってみんな結構優秀なのね)。
高橋君に思いを寄せる亜紀ちゃんは、時々テストの点でわざと彼に負けてやっているらしい。
学校でメガネを外していたのも、彼の前で可愛く見せたいというのが本音であった。
会いたくない、とすねる亜紀ちゃんだったが・・・姉・由利子ちゃん(邑野みあ)が説得して
高橋君のもとへ出て行き、元気を取り戻す。
「メガネかけてるのに、(うれし涙で)前が見えへんわ・・・」という亜紀ちゃん、可愛い過ぎ(笑)。