しゃばだばしゃばだばー♪

今週のNHK連続テレビ小説芋たこなんきん」。
池内先生(板尾創路)が「深夜のお色気番組」の司会をやり始めたという−
往年の「11PM」(1965年〜1990年、日本テレビ系)がモデルですかね。
(注:池内先生のモデルである藤本義一さんは昭和40年=1965年=から「11PM」にご出演されていた)
・仲人づいている
工藤酒店の奥さん(桂あやめ)が「仲人」にハマっているらしい。
身の回りの独身者に縁談を世話し、徳永医院の看護婦・鯛子さん(小西美帆)もターゲットに。
で、鯛子さんのお見合いは決行されたのだが・・・
彼女はレストランで美味しいケーキを食べすぎ、胃痙攣を起こした(^_^;)。
相手の殿方は「頼もしい人やなあ」と気に入ってくれた(?)そうだが、結局は鯛子さんの方から
断りの電話を入れた。
・今週の名言
鯛子さんにお見合いの話が来たとき、商店街のおっさん連中は
「鯛子ちゃんも、誰かのものになってしまうんか・・・」と残念がった。それを見た町子さん(藤山直美)は
「結婚したら『誰かのものになる』という発想がおかしい」とつっこむ。ごもっとも。
結婚て何なんでしょうね。我がダメ家の場合は「変則的なルームシェア」といった雰囲気ですが。
また、町子さん曰く『結婚していちばん嬉しかったこと』は
「周囲の雑音(結婚しろ!しろ!という、うるさい声)が消えたこと」。わかりますよ、それ。
・不払い騒動
町子さんが寄稿している雑誌「上方文化」からの原稿料の支払いが滞っている。
「上方文化」は、廃刊の危機に瀕しているというのだ。
町子さんは、昔からの知り合いで“自分を小説家として育ててくれた恩人”でもある
出版社の社長・畑山さん(平泉成)を助けたいと願う。
その畑山社長がある日、突然行方不明になった。自殺か?夜逃げか?
町子さんたちに緊張が走ったが、社長は各地へ金策に走っていたのだった。人騒がせな・・・。
結局、廃刊を決めた社長さん。結婚式を控えた娘さんに「これからは『孫の居るおじいちゃん』という
ポストを用意する」と言われ、涙したのでありました。
・苦しくても駱駝
健次郎先生(國村隼)の幼馴染の落語家・笑楽亭米三郎さん(曽我廼家玉太呂)が、徳永医院にやって来た。
彼ではなく、師匠の笑楽亭米春(よねはる=小島秀哉)が体調を崩したというのだ。
検査の結果、米春師匠の胃に腫瘍が出来ていることが判明。健次郎先生は「胃潰瘍が出来ている」と告げて
大きな病院に入院することを勧める。が、米春師匠は
「本当の病名を教えてください!」と詰め寄る。本当のことを知った上で、次回の独演会に臨みたいというのだ。
独演会では、1時間に及ぶ大型演目「駱駝(らくだ)」をやる予定。命を賭けて語りたいという。
健次郎先生から本当の病状を告げられた米春師匠は「駱駝」をやり遂げ、思い残すことなく入院。
よく考えたら、この時代ってまだガンが「死に至る病」と言われていた頃でしたな。
今現在みたいに、あっさり告知するわけには行きませんわな。