芋、蛸、南京、芝居またはドラマ

NHK連続テレビ小説芋たこなんきん」一週間分まとめて見ました。
テンポ良く進む関西弁の会話が良いです。やっぱり面白い。
ヒロイン・町子さん(藤山直美)の生活(昭和40年=1965年)と、幼い頃の町子さん(山崎奈々)の
回想シーンが交互に語られる構成。
つまり従来のような「物語の最初は少女時代編」という構成ではないのだ。
・転機は突然に
その町子さん、夜中の乱闘騒ぎには巻き込まれるわ、そこで知り合った子持ちの開業医
“かもか*1のおっちゃん”こと徳永先生(國村隼)にはプロポーズされるわ、
自作の小説が篤田川賞(=芥川賞がモデル?)を受賞するわで、一週目から大変なことに(笑)。
・役者・板尾さん
その「芋たこなんきん」にご出演中のお笑いタレント・板尾創路さんがNHK土曜スタジオパーク」に登場。
今回の板尾さんの役どころは、お笑いキャラではない。市民文芸教室で小説の書き方を教える
並木賞(=直木賞がモデル?)作家「池内幸三」役である。
男前で女性に人気の池内先生、モデルは直木賞作家・藤本義一さんだそうで。納得。
・リアルでは直美さんが先生
その他、今後の「芋たこ」の見どころについて語る。
古き良き大阪が描かれている作品なので、板尾さん自身も懐かしく感じるとか。
ヒロイン・町子役の藤山直美さんについては「関西弁のパンダ」だと語る(笑)。
愛嬌があるのはもちろんだが、芯のところは“熊”の力強さがある・・・と。
ヒロイン女優である以前に「座長」の格ですな。
・こっちが本業?
また板尾さんといえば、月1回放送のお笑い番組「着信御礼!ケータイ大喜利」(同局)にも
審査委員長としてご出演中。これまでに投稿された「お題」の傑作を披露。
板尾さんが評価する基準は「笑える」ということは大前提だが(お題の問いかけに対して)
「面白くても面白くなくても、Q&Aになってること」だそうで。
スタジオでウケなくても、板尾さんが「面白い!」と思ったものには高い評価が出る!

*1:かもか=子供を噛んで食べる妖怪。