【高校野球】甲子園のマモノ、お盆の大サービス

・3回戦第1試合:駒大苫小牧青森山田
今日の駒大苫小牧の先発は“世代最強”エース田中将大くん・・・ではなかった。
試合は序盤に大量点を取った青森山田が、その後も優勢に進めていた。
が!駒大苫小牧も徐々に点差を詰めて行き、8回裏にはとうとう8−8の同点に追いつく。
続く9回表。青森山田は手堅くランナーを進め、大東憲司くんのタイムリーで貴重な勝ち越し点を挙げた!
この時点で、誰もが「今日の勝負は決まった」と思った。駒大苫小牧の「夏の3連覇」は阻まれたかに見えた。
しかし!そこで終わらないのが甲子園である。9回裏、ドラマが待ち受けていた。
1死ランナー無しから、駒大苫小牧・中沢竜也くんが執念の同点ソロムラン!一発被弾の恐ろしさを見せ付けた。
気付いていた人は少なかった(と思われる)が・・・“甲子園のマモノ”が覚醒していたのである。
2死からエース田中くんを塁に置いて、三谷忠央くんがサヨナラタイムリー!
駒大苫小牧が、甲子園のマモノが、その底力を見せつけた試合だった。いやー、勝負は最後の瞬間までわかりませんな。
試合をやっていた球児の皆さんにとっては「しんどい試合」になってしまったけど、観客は盛り上がってます。