志(こころざし)を果たして

今週のNHK連続テレビ小説純情きらり」。
マロニエ荘の守田さん(若林久弥)出征後に、恋人である八重さん(原千晶)の妊娠が発覚!
これは新たな死亡フラグか?
・音楽よ戦地に届け
桜子さん(宮崎あおい)のもとに、秋山さん(半海一晃)が唱歌を編曲する仕事を持って来た。
歌はラジオで流れ、桜子さんは「このご時世に、音楽に触れる仕事」ができる幸せを感じるのだった。
そろそろ秋になるので、岡崎に帰る約束の時期が迫っているのだが・・・
「この仕事をしとると、達彦さんとどこかで繋がっとれるような気がしてならんの」
60年以上前の、ささやかなオンラインコミュニケーションですな。
・代用品は無い
音楽は人を元気にする。しかし!そのピアノも、ピアノ線を金属供出にとられることに。
この時代、軍需品生産のため鍋・釜・寺の鐘などあらゆる金属製品が没収されていたのである。
母・マサ(竹下景子)がそうしたように、自分も姪と甥のために音楽を残したいと願う桜子さんだったが、
願いは聞き入れられず。ピアノ線が抜かれ、ピアノは音を失ってしまった。
・ひとりで生きてるんじゃない
杏姉ちゃん(井川遥)が勤務する病院に、傷病兵の鈴村浩樹(高橋和也@元男闘呼組)が入院。
妻子にも見放され、心身ともに傷ついた浩樹さんを看護する杏姉ちゃん。
「自分を憐れまないでください」杏姉ちゃんはビシッと言い放った。
新たな出会いか?と思いきや。その妻子が見舞いに訪れ(帰国を知らせる電報を、家族が隠していた)、
家族の絆は取り戻される。
失恋した杏姉ちゃんの流した涙には、いろんな意味があるような気がして。
・またもお手柄
桜子さんの曲をラジオで聴いた浩樹さんは、徐々に生きる気力を取り戻していく。
父親である隣組の組長・鈴村さん(苅谷俊介)は、これまで「音楽など何の役にも立たない」と
桜子のピアノに不快感を示していた。
が、息子の回復ぶりを見て考えを改めることになる。ベタな展開ではあるが、またも桜子さんは人を救った。
・新たな戦い
その浩樹さんから、心配な情報がもたらされた。達彦ぼっちゃん(福士誠治)の居た部隊が、激戦地で
大損害を受けたらしいのだ。
そうとは知らず、岡崎に戻った桜子さん。だが彼女は「山長」で、新たな敵・松浦たね(秋山菜津子)に遭遇。
松浦一家は店を乗っ取ろうとしている、という噂もあるが・・・?
そして来週ついに、最大級の不幸が「山長」ファミリーと桜子に襲いかかる!