昔はそれでもスゴかった

「ハードのエースが出てこない」今回の「幻の名機」は・・・初代「カセットビジョン」(エポック社、1981年)。
1983年にファミコンが出るまでの2年間「日本で最も売れていた家庭用テレビゲーム機」。
その後、1984年に後継機種「スーパーカセットビジョン」が登場するも、時代の波に消えていった。
有野課長は「知らんわー」とおっしゃってましたが、よくテレビのアニメ番組でCM流してましたよ。
・その頃任天堂ゲームウォッチだった
本体兼コントローラーは卓上に置いて、操縦桿のようにして使う。ファミコンみたいな手のひらサイズではない。
ましてや十字ボタンなどついている筈も無く、操作にてこずる有野課長
昔あったLSIゲームをそのまま大きくしたような、直線とドットだけのキャラクターが画面に並ぶ。
最新ゲーム機の画質に慣れてしまうと、プレイヤーキャラも敵キャラもさっぱり区別がつかない。
・樽は追尾して来ます
ゲームセンターCX」のゴッドハンド・美術の須田さんにセッティングをお願いし、遊び始める。
対応ソフトの一発目は「パクパクモンスター」。某パッ○マンのパクリ、としか言いようがありません。
続いて「モンスターマンション」。「全てのハシゴを通過し、花子ちゃん(ただの「大」の字にしか見えないが
お姫様らしい)の居る階まで登る」というゲームなのだが・・・ドン○ーコ○グとはわけが違う。
・へいへいほー♪
そしてカセットビジョンソフトの第1作(にして、個人的にはコレこそ代表作だと思う)「きこりの与作」。
与作の邪魔をする鳥やイノシシの当たり判定がはっきりせず、よけた!と思ったらやられていたりする。
「すごいねー」何が。「操作の『やさしくなさ』が」。昔はそんなもんだったのよ、昔は!
・つまみをつまんでみる
本体コンソールに4つ付いている、ボリュームスイッチのようなボタンをいやらしくつまむ有野課長
「もしかして。ものすごいエッチなゲームがあるとか?」ありませんから!・・・あっても画質が粗すぎるかと。
カセットビジョンの外箱に「今、テレビはスーパーマルチゲームマシンに変わる!」と書かれていたが
カセットビジョンじゃない所で変わってったな」。前回の某マ−クIIIと一緒に、収納庫に封印。
お疲れ様でした。