愛は、君がそばに居ること。

轟轟戦隊ボウケンジャー」(テレビ朝日系)劇場版の宣伝も始まり、「6人目の戦士」の出番も
迫ってまいりました。
毎度おなじみ「30戦隊大全」今回は“学園絡み”の2作品を紹介。
高速戦隊ターボレンジャー(1989年)
戦隊メンバー全員が高校3年生(後の「メガレンジャー」もそうでした)。
紹介するボウケンジャーも、学生服姿のコスプレ(年齢的にギリギリセーフ?)。
前作「ライブマン」と同じ「青春路線」。学校の同級生が実は敵だった・・・という、波乱の展開も。
・妖精の要請で養成された戦士
当時のミニ四駆ブームを反映し、戦隊メンバーが乗り込むメカは自動車がモチーフ。
また、敵組織・暴魔百族は「2万年の間封印されていたが、自然環境破壊によって蘇った」という設定。
戦隊メカと巨大ロボは、地球に優しい無公害エンジン搭載。平和と環境を同時に守りました。
地球戦隊ファイブマン(1990年)
後の「ゴーゴーファイブ」「マジレンジャー」と同じく、戦隊メンバー全員が血の繋がった5人兄弟−
それまで、ありそうで無かった設定である。
ウィキペディアの説明を引くと「前半は(シリーズのマンネリ化や、ヲタク番組に対するバッシングなどで)
視聴率が振るわなかった作品」だったらしい。その後「コミカル路線に転向」するテコ入れが功を奏し、後半は挽回。
・999個目でした
植物学者の星川博士夫妻(三ツ木清隆石井めぐみ)は、3男2女の子供たちとともに「宇宙植物」研究のため
シドン星という小さな惑星に暮らしていた。
しかしそこに“惑星1000個斬り”を目指す敵組織「銀帝軍ゾーン」が襲来!両親は子供たちを地球へ緊急脱出させ、
宇宙の塵と消えた・・・。
・教科がキャラに直結します
20年後。成長した子供たちは、5人揃って小学校教師の職に就いていた
(担当教科は長男レッド=理科、長女ピンク=算数、次男ブルー=体育、次女イエロー=音楽、三男ブラック=国語。
小学校だと、国語や理科や算数は専科じゃねーだろ!という突っ込みは無しで=笑)。
・戦うことが愛ならば
その時、地球を「1000個目のターゲット」に定めて襲い掛かってきたのが銀帝軍ゾーン。彼らこそ、
かつて自分たち親子を引き裂いた敵だった!
教え子を、地球の子供たちを守るため、そして親の仇討ちのため、星川兄弟はファイブマンとなって戦う!
今現在の日本に、これだけ「愛」と「勇気」と「志」のある教師が居てくれれば・・・ねえ。
・ミニ情報
5人兄弟の親代わりであり、ファイブマンの司令官となったロボット「アーサーG6」の声を演じたのは、
松本梨香さん。アニメ「ポケットモンスター」シリーズ(テレビ東京系)のサトシくんの声である。
またファイブイエロー星川レミ役を演じた早瀬恵子さんと、双子の弟・ファイブブラック星川文矢役だった
小林良平さんは、後にご結婚。関西人同士、仲が良かったそうで。双子から夫婦になっちゃった(笑)。