ポン菓子でドン!

探偵!ナイトスクープ」(ABC朝日放送)。
関西より1週遅れなので、ABCの6月2日放送分がメ〜テレで今日放送された。
6月2日といえば。「探偵!ナイトスクープ」vol.1&2DVD-BOX(asin:B000EXO9B4)発売日!
DVDショップに行列が出来ているかどうかは定かでないが・・・amazonには予約注文が殺到しているらしい。
「家庭用のポン菓子マシンが欲しい」
依頼人は13歳の女子中学生。おばあちゃんのためにポン菓子を作ってあげたいので
“家の中に置けるサイズのポン菓子製造機”が欲しいとの事。
・不思議やねー
ポン菓子といえば。お米と砂糖を機械(圧力釜)に入れ、10気圧という高い圧力をかけながら加熱。
そして急激に減圧すると、お米の中の水分が一気に蒸発。ドカン!という轟音とともに、
体積10倍・さくさくのパフ状になったお米が出てくる・・・という、科学実験的なお菓子である。
(・・・こんな説明で合ってますかね)
・大がかりです
でもその製造機は結構巨大で、とても一般家庭に置けるサイズではない。リヤカーなどで引っ張って運搬するような大きさだ。
家庭用の圧力鍋などで代用できないか・・・とも思うが。圧力鍋は2気圧ぐらいなので、とてもポン菓子機の代わりには
ならないとの事。
・失敗して焼き米になっても美味しい
いろいろ調べた結果、東京・西日暮里に「有限会社ポン菓子機販売」という会社があり、社長の吉村文明さんという人が
家庭用サイズのポン菓子機を作っていることが判明。
残念ながら、まだ市販はされていないそうで。試作品をお借りして、依頼者宅でポン菓子製造!
おいしいポン菓子ができあがり、おばあちゃんにも喜んでもらえました。
・上手く行く日も珍しい
番組の最後。この依頼を担当した石田靖探偵に、キダ・タロー顧問が言った−
「(ポン菓子機を)探しに行ったら“業務用”があった→また探しに行ったら“家庭用”があった→
(目的のポン菓子が)できた。・・・探偵やめられへんな」。探偵冥利に尽きますな。
・あの「流浪の番組」にも
吉村さんはポン菓子の良さを次の世代に伝えるべく、ミニサイズのポン菓子機やポンせんべい機を開発している。
「ポン菓子機・・・吉村文明さん・・・どこかで見たような」と思って、調べてみましたら。
5月7日に(関東他で)放送された「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)に出てた人だ!と気付く。
・食糧10倍化計画
その時は六本木ヒルズの屋上でポン菓子機をドカン!ボゴン!と盛大に稼動させ、「お米以外の食品を
ポン菓子にできるか」という無謀な?実験も行っていた。
お餅や生麺など、お米と同じように「主成分がデンプンで出来ているもの」「15〜20%の水分を含むもの」が、
材料に適しているようです。ナッツ類やインスタントラーメンも試しましたが、焼け焦げてしまいました
(もっともインスタントラーメンは「油で揚げて水分を飛ばしてある」食品なので、ポン菓子にはならないでしょうが)。