表紙は早くもお花見シーズン

まんがくらぶオリジナル」(竹書房)購入しました。
(以下、内容ネタバレありです)

けものとチャット」(みずしな孝之

春といえば!さかりのついた猫が悶え叫ぶ季節!
ただ叫んでるわけじゃありません。人間語に訳すと、とても文章にし難(がた)い「おげれつ絶叫」!
茶々さんにとっては、たまったもんじゃありませんね(汗)。
そして・・・「猫の言葉が分かる」能力を、あっさり生徒会長にカミングアウト!
今後は「生徒会長と茶々さんの“百合疑惑騒動”」に話が移行するのか?
ところで。電気屋の前で猫を見ていたのは・・・「幕張サボテンキャンパス」の柏明日香ちゃん?

「がんばれ!メメ子ちゃん」(むんこ)

今月のメメ子ちゃん、よく喋りますね。先月までは「リトル万永くん」みたいな「喋れないキャラ」だったんですが。
本編の他、番外編「田中が田中になる前に」を収録。ペットショップで売られていた亀が
メメ子ちゃんの「同僚」になるまでの、知られざる経緯が描かれている。
この作品で一番好きなキャラクターは、その「ハナガメの田中くん」です。芸達者で、表情豊かで。

「ナギーにおまかせ」(山野りんりん

ナギーちゃん、「酒レベル」間違ってます。確かに泡盛って美味しいよねー。
“酒レベル間違ってる人”よく見かけますよ−ビール(アルコール度数5%前後)1杯で酔っ払うくせに、
果汁系缶チューハイ(アルコール度数7%前後)ぐびぐび飲んじゃってる人!それ間違ってますから!

「こうかふこうか」(佐藤両々

生涯ケガ続きの幸花ちゃん。レンタルじゃなくて購入で松葉杖を持とうもんなら・・・
やまいだれ」(小坂俊二)に登場した医療用具フェチの男・暴君ノムラに
「かっこいい松葉杖じゃんかよ!オレによこせよ」と、強奪されるかもしれないぞ(それは無い)。

シュレディンガーの妻は元気か」(中島沙帆子

「電脳やおい少女」終了以来の、中島沙帆子先生の新連載です。
・じゃあ何故結婚したんだ
ヒロイン・ちかちゃんと、その旦那・修平さん。一見どこにでも居そうな若夫婦ですが・・・
修平さんはバリバリの理系思考男!
融通の利かないマジレスで返答して、話を強制終了させる夢の無い人間!
我々文系人間には、到底理解しがたい種族!それが「理系男」!
シュレディンガーを踏み潰せ!?
でも、ちかちゃんも負けてはいない。修平さんが、物理学界の議論「シュレディンガーの猫
(「原子核の崩壊によってスイッチの入る毒ガス装置」のついた箱に、猫を密閉する実験)について語ると
「猫がかわいそう!」と激怒!・・・実験以前の問題だ。
・目的がはっきりしないと動かない
そんな理系男(修平さんのようなひどい言動は無いが)と結婚した身として、共感いたします(笑)。
ウチのご主人様も、嫁の私が何か言うと「何故そう思うのか?」と聞いてくること、ありますよ。
その都度、言(こと)をわって己の考えを説明するわけです。きちんと説明すれば、1回でわかってくれます。
・別の生き物、だからこそ
理系男と文系女のカップルは、まさに水と油。わかりあうこともないけれど、常に新たな発見がある。
初回から、この漫画に心を掴まれてしまいました・・・恐るべし。
バケツプリンは実在します
本編で奥さんが「プリンだーい好き。バケツくらいの食べたーい」と言っていたのを見て
バケツプリンを食べたくなった・・・と言う、そこのあなた!
愛知県豊田市の「割烹 さんま亭」という店の「金箔入りバケツプリン」を、楽天の通販で取り寄せるべし!
お皿に伏せた場合、どの程度「自重で潰れる」かを、ご自分の目で確かめてみるのも良いでしょう。