“陰”の軍団!はりつき忍者龍剣伝

今回はリアルタイムで見ました、フジテレビ721ゲームセンターCX」。
「有野の挑戦」4連敗後の4連勝目を目指して挑むソフトは、ファミコン忍者龍剣伝」(1988年、テクモ)。
海外版で人気が爆発した、忍者アクションゲーム(日本では「難しすぎ」のせいか人気が出なかったが)。
忍者が主人公だが日本の時代劇ではなく、アメリカの“ニンジャ・ムービー”のような世界観。
・壁にぴたっ!と
ゲームスタートしてすぐ、敵をよけた時に「壁張り付き」ができることに気付いた有野。
敵の動きを見切るには、ひたすら“体で覚える”しかない。何度もやられて、そして覚える。
冷えピタに「忍者課長」と大書して装備、気合を入れ直す!
「第一章〜第二章のボスが“バイト”だとしたら、第三章のボスは“正社員”」。それぐらい差がある。
・動物注意!
ともかく曲者揃いの敵キャラ・中ボスキャラ。このゲームの忍者有野にとって
中ボスより、動物ザコキャラの方が厄介な敵である。
突進してくる犬やイタチ。動きの読めない鳥。これがこのゲームの恐ろしさだという。
壁張り付きで敵の攻撃をかわし、忍術(と、ハドソン「ジョイカード」)を駆使して
第一章〜第五章までを(苦労しつつも)順調にクリア。
忍者龍剣伝>>>>>>魔界村高橋名人スーマリ3?
いよいよ最終ステージ・第六章。そこはさすがにラスボス前。四方八方から敵が襲い掛かり、
あっという間にやられてしまう。これぞまさに地獄。“忍”耐勝負。
有野の口から衝撃発言が−
「これは『たけしの挑戦状』から数えて、一番難しいん違うかな?」
史上最強の激ムズソフト・・・本当の戦いは、これからだ。
「『魔界村』のレッドアリーマーばっかり出てきてる感じや」。
・1年ぶりの戦い
そこに、あの男が帰ってきた−2代目AD・笹野である。“影の軍団”ならぬ“陰の軍団”集結。
有野がステージ6−2で苦戦しているのを見て「この面やらしてもらっていいですか?」と笹野AD。
引き受けた笹野ADもまた苦戦!何度もやられながら、どうにかクリア。6−3は有野課長がプレイ。
・非情のやり直し
そして6−3をクリアした有野が見たものは・・・
主人公・リュウの父でもあるラスボス・鬼面夜叉!さすがに強敵、遭遇していきなり倒せるものではない。
ラスボス戦でやられると・・・第六章の最初(ステージ6−1)からやり直しになってしまう。
・倒しても倒しても
再び、鬼面夜叉との戦いに臨む。笹野ADと浦川ADが交代でプレイし、有野にバトンを渡す。
弱点を狙って、ひたすら斬りつける。そして死闘の末、鬼面夜叉を倒した!「やったー!」
忍者龍剣伝」攻略・・・の筈が!
「何よコレー!?」第2のラスボス・邪鬼王が登場!「終わり違(ちゃ)うのー!?」
今回はロケの終了時間が来てしまったので、後日再戦が決定。
けつかっちんです
そして2週間後。有野課長がやって来る前に、ステージ6−3終了のお膳立てが出来ていた。
決戦前に「有野さん、この後ラジオの収録があるので1時間でクリアしてください」と東島AP。
「お前はマネージャーか!」
果たしてこの厳しい状況で、クリアは可能なのか?
・陰になり日なたになり
6−1からラスボス戦まで、有野が30分かかった所を笹野が10分で突破!
助太刀を有野に断られた東島APも、力になりたい。「(有野さんの顔を直撃する)西日よけの『壁』になります!」
カーテンもブラインドも無いんか(^_^;)。
歴代AD3人組のサポートの甲斐あって、有野課長は何とか邪鬼王を撃破!「やったか?」
やっていない。ここで終わりではなかった。
最後の最後に、ラスボス第3形態「邪神」本体を倒さなければならなかった!
「うそー!」・・・これが、このゲームの本当に恐ろしいところなのである。
・最後の正念場
浦川が邪神像の頭を落とし、笹野が尻尾を攻撃。弱点の腹が出たところで、有野に交代。
ここで負けたら、強制的にラジオ収録へ入ることになってしまう。まさに正念場だ。
邪神の腹に向かって忍術の炎を放ち、邪神の像を破壊!「やったー!」
“陰の軍団”の活躍に支えられ、有野課長は見事「忍者龍剣伝」をクリアした。
エンディングは何故か、謎の美女・アイリーンとのラブシーン。ほんとアメリカのアクション映画みたい。
・そして
いよいよ次回が最終回。今後のシリーズ続行予定が無いらしいので、今度こそ本当にお別れか?