ジンギスカンでビターン!

映画を見た後。ダメ夫婦は、千種区・池下へ移動。昨年10月にオープンした、高田モンスター軍プロデュースによる
ジンギスカン料理店「モンゴリアンチョップ」名古屋店に行ってみることにしたのだ。

味覚音痴の名古屋の諸君に、慈悲深いこの私がとびっきり美味しいジンギスカンを食べられる機会を与えてあげたぞ」。
(by高田総統東海テレビ「ハッスルハッスル」2005年11月11日放送分より

某巨大掲示板では「高い」「まずい」などと酷評されていたので、半ば怖いもの見たさである(笑)。
いわゆる「タレントの店」「スポーツ選手の店」に行くのは初めて。
・イッツ・モンスターディナー!
地下鉄・池下駅を出ると・・・外は雪。徒歩3分の道のりが、とてつもなく長く思えた。
どうにか店にたどり着き、炭焼きジンギスカン鍋でラム肉と野菜を焼く。
18時半頃入店したのだが、19時を過ぎると徐々に混雑してきた。それなりに人気はあるようだ。
−「で。味のほうはどうよ?」
美味いです。びびってたじろぐ美味さです。よほど羊肉が嫌いと言う人でもない限り、普通に食べられます。
今まで安物のマトン(生後約2年以上の羊肉)ばっかり食べていたけど・・・
北海道から直送されるラム肉(生後1年未満の子羊の肉)は柔らかくて、脂っこくない。
我々over三十路の胃袋にはありがたい(若い人には物足りない?)。肉も野菜も、バランスよく摂取できるのが良い。
ただし。この店、ビールが「モ○ツ」なのがちょっと不満。生ビールをあきらめ、生グレープフルーツサワー
生レモンサワーにする(結果的には肉があっさりしているので、ビールよりサワーの方が良く合っていた)。
・お勘定
ラム肉3人前(100gぐらい?×3)と焼き野菜、ボリュームのある「高田総統サラダ」、焼酎サワー1杯ずつで
2人合わせて5000円弱。これなら通常の焼肉屋と、さほど変わらない。
寒い中、足を運んだ甲斐があったというものだ。満足満足。
・この味を知ったら
ただし・・・ひとつ(主婦として)困ったことがある。
最近スーパーの精肉売り場に(アメリカ産牛肉の穴を埋めるべく)「マトンジンギスカン味付け」など
廉価版の焼肉用羊肉が並ぶようになったので、気軽に購入できるようになった。
そこでダメ家の食卓にも、何度かマトン焼肉を採用してきたのだが・・・やはり「モンゴリアンチョップ」の
柔らかいラム肉には、とてもかなわない(マトンは臭みがあって硬い)。
今後スーパーで買う気が失せるかも・・・(と言いつつ、今度は同じ売り場の「骨付きラム肉」を狙っている=笑)。