祝・ご成婚記念スペシャル!偉大なる西国の花嫁

「ダメ協」をよくご覧いただいている(でも会員じゃない)友人の結婚式に招待され、
ダメ夫婦は二人して東京・銀座の某ホテルへ。
・独身の頃は振袖など着てたが
そういえば我々は自分の結婚式以降、他の人から結婚式披露宴に招待されるのは初めてである
(二次会のみ出席、というのは何度かあったが)。
何を着て行こうか迷ったが・・・春物のスーツを着るには寒すぎる気候。結局、冬物のスーツを着用。
・朝からドカ雪
朝8時半。新幹線で名古屋から東京へ向かうのだが・・・早朝5時の停電と雪のため、京都〜米原間で徐行運転。
名古屋到着が10分ほど遅れている(まあ時間に余裕を持って家を出たので、遅刻することは無いか)。
名古屋駅の新幹線ホームの下では、車体の雪下ろし作業のため作業員の皆さんが待機している−
F1レースのピットクルーのようだ。
・富士山も真っ白
雪まみれの車体がホームに到着、5分ほど雪下ろし作業をした後出発。
名古屋〜東京間は快晴だったので、関西から来た人は一様にビックリしていたようだが(^_^;)。
東京駅を降りて、タクシーで会場のホテルに向かう。なんとか集合時間に間に合った。
(この後、かなり長文で内輪受けネタが続きます。「それでも読みたい!」「他人の結婚式・二次会を覗きたい!」
というおヒマな方のみ、続きをお読み下さい。)
・愛の誓い
招待客がチャペルに誘導され、結婚式が始まる。
新婦が父上様とともに入場、バージンロードをしずしずと進む−
普段見慣れている雰囲気とは見違える(どういう意味や)、美しい花嫁姿だ。ゆく久しくお幸せに。
他人様の結婚式というのは・・・我々既婚者にとっては「初心を思い出させる」効用もある。
3年前の我々のケコーン式も(観客参列者の視点から見れば)こんなんだったんかな、などと思いつつ。
・温かく優しい人だから
結婚式も滞りなく終了し、引き続き披露宴が始まる。新たな「ダメ夫婦」(自称)の誕生に乾杯。
両家の親族・友人からの祝辞、新郎新婦の人となりに関するエピソードが語られた。
新郎新婦とも、ご両親や家族や周囲の人々の温かい愛情たっぷりで育ってきたことがよくわかる。
心底からお互い「一緒に生きて行きたい」と思っているのだろう。その前途に幸多かれ。
・感動するのは当たり前
宴もたけなわ、いよいよクライマックス。新婦が新郎のために歌を歌っている時と
ご両親に感謝の手紙を読み上げる途中、感極まって涙する場面があった。涙腺の弱い方なら、貰(もら)い泣きは確実。
それを見たご主人様「普通の結婚式は、(新郎または新婦が)泣くんだよなあ」しみじみ呟く。
あんたの嫁の涙腺には、そういう美しい涙が備わってませんのや。すまんのう。
(注:恨みつらみで泣き叫ぶための涙は、たっぷりあります)
・ウチらの時は・・・
我々の結婚式披露宴は「親族食事会(カラオケ主役争奪戦付き)」のようなスタイルだったので、
通常の披露宴とは少し違っていた。
両家両親への感謝の気持ちが無いわけじゃないが。手紙を読み上げるとか両親への花束贈呈とか、
そういうお涙頂戴の演出イベントは要らない、と駄メイド+実家サイドが拒否しましたので(^_^;)。
許せご主人様。やりたかったなら、ゴメンなさい。
・2時間半の過ごし方
15時。結婚披露宴がお開きとなり、二次会までの時間を潰す場所を探す。最近めっきり酒が弱くなったご主人様が
「仮眠を取りたい」と言うので、漫画喫茶があれば最高なのだが。
ダメ夫婦はホテルを出て、二次会の会場となる店がある銀座7丁目方向へ移動。銀座の街を見物しながら、
適当な店を探す。
二次会の店の近くのビルに、1時間200円のネットカフェを発見!入ろうと思ったら「会員登録が必要です」との事。
「じゃ、いいです」さっさと退散。今後来る予定も無いと思うので。
結局、ドトールコーヒーでひと休み。ご主人様も仮眠をとり、酔いをさます。
ちなみに。今回の二次会会場は奇しくも、我々がケコーン式の二次会をやった会場の近所だったのだが・・・
その店はもう潰れて無くなっていた。
・謎の集団!?怒涛の二次会
18時、二次会が始まる。店内の大画面で野球やサッカーのビデオが流れ、スポーツバーのような雰囲気。
参加者の皆さんには「ユニフォーム持参上等」という通達がされているので、各自ごひいきのチームのユニフォーム姿
(サッカーユニや野球ユニ、覆面レスラーなどなど)。
駄メイドも“メイド服姿”で参戦。一部からは「場末のコスプレキャバクラか?」という野次も飛んだが(^_^;)
新婚の旦那様と奥様のパーティーの給仕として、ご奉仕させていただきます(実際は飲んでばかりで、全然働いてなかった)。
惜しむらくは・・・今回の花嫁が以前、他の結婚式二次会で持参した「ウソ発見器」が無かったこと。
ウチらが用意すればよかったか(笑)。
・豪華!賞品
ビンゴゲームが始まる。1等賞品は何と「高級黒毛和牛」!
引き当てたのは“細身なのに宇宙の胃袋”の異名をとる大食漢。肉に対する執念で引き寄せた、としか思えない。
その他「黒ひゲイ危機一発」「ダメ協の本」など、豪華賞品の数々が出た。
・幸せなりましょ、あとちょっと
その中に何故かあったのが「梨花のセクシー写真集」!どこぞのサッカー選手を骨抜きにした女だし、
もらった人は当初ドン引きだったが・・・中を開いてみると、これが結構イイ!(・∀・)
梨花がカリスマモデルだったという事実を、思い出させる美しさ。
「足細ーい!」「宮沢りえの『サンタフェ』以来の衝撃だ」皆さん祝宴もそこそこに、写真集を覗き込んでいる。
最強のネタです。グッドチョイスです(笑)。
・思わぬ誤算
20時。爆笑の二次会もお開きとなり、有楽町から徒歩で東京駅へ。
ご主人様がJR東海の「エクスプレスカード」で、あらかじめ帰りの新幹線の切符を予約してくれている。
丸の内口の改札で、エクスプレス予約の発行ができる券売機を探す・・・あれ?無い。
駅員さんに聞いたら「反対側の八重洲口にしか無いんですよ」との事。使えねー!
(というより・・・丸の内側はJR東日本の縄張り。JR東海ユーザーの我々にとっては完全なアウェー!)
八重洲口側まで行く時間も無いので、仕方なく入場券を買ってコンコース中央の新幹線切符売り場へ。
・寒いよー
無事、予約した新幹線に乗ることはできた。あとは寝過ごして新大阪まで行ってしまわないよう、注意するだけだ。
22時半。名古屋駅に降り立つと、雪が舞っていた。そこからダメ家に帰り着く頃には、街中が真っ白。
暦の上では、もう春だというのに_| ̄|○