お正月特大号

雪が止んだので「まんがくらぶオリジナル」（竹書房）買いに行くことができました。
（以下、内容ネタバレを記載します）
・不治の病
小坂俊史・作「やまいだれ」。
国が疾病と認定した「コタツ症候群」に、駄メイドも罹患してます。こたつから出られませーん。
でもミカンは（こたつじゃなく）食卓で食べるので、劇中の「特効薬」ワテには効果なし（笑）。
真の問題は「やめようとする気すら起きないこと」。救われねえ。
・がんばれ！炎の職人
今月のゲスト作品は、さとるサブレ・作「べーかりーみやこ屋繁盛記」。
先日まで連載されていた「潤度100％」の作者先生、再び。
ニューヒロインは・・・美味しいと評判のパン屋「べーかりーみやこ屋」のパン職人・三条都（さんじょう・みやこ）さん25歳。
見た目は可憐な女性だが、愛想をふりまかずに黙々と仕事をこなす（怒ってるように見られてしまう）。ツンデレの傾向あり？
フランス留学仕込みの腕前と、江戸っ子の頑固気質で、妥協することなく最高のパンを作る。
フライパンで（やきそばパン用の）焼きそばを焼く時も、赤ワイン入れてファイヤー！本格的ー
（炎上させる必要があるかどうか、は別として）。
駄メイドの知る限り「都」という名前の女性には、何故か「我が強くて」「無愛想で」「目つきの怖い」人が多いですから。
生温かく見守りましょう。いつか、また続きを読みたい。
・悲しきリアリティー
小池恵子・作「ななこまっしぐら！」。
かしこい奥様・ななこさんにメイド服を着せてみたい・・・って、そんな話ではない。
近所の大型スーパーの閉店セールに行き、別れを惜しむななこさん。リアルの世界でも、最近ダイエーあたりが
次々と不採算店舗の閉店を決めているので、こうして閉店を惜しむ人も結構居るんだろうなー。
・彼女を見上げて
日高トモキチ「お見合い探偵局」。
投稿者である「身長160cm弱」のプチ彼氏、「身長180cm」の長身彼女とめでたく入籍。
昔NHKでドラマ化もされた、山田太一原作の小説「君を見上げて」を思わせる話ですな。お幸せに。
「２人いると、見えるものも２倍になる」。
ダメ夫婦も身長差28cmありますけど、そんなこと考えたことも無かった（笑）。
・その他の作品
みずしな孝之「けものとチャット」。「『ワー！』と熱狂する観客」の姿に、野球漫画の片鱗が（笑）。
あっきう「おかえりっサクちゃん」。お母さん入院！酒の飲みすぎでぶっ倒れたか！？次号最終回てー！
（新人４コマフェスティバル準優勝作）いちか「ラブ・アルコール・らん」。病的アルコール依存症の一歩手前ですよ、それ（汗）。