コミケ参戦(2005年度版)・当日編

日付が今日に変わる頃。ダメ夫婦は新宿行きの高速バスを待っていた。
この時期、夜はそれほど暑くない。もう秋の気配か。
やって来たバスに乗り込み、すぐに就寝。久しぶりにゆっくり眠れた。
夜が明けて、早朝6時。渋滞に捕まることもなく、ほぼ時間通りに新宿駅前に到着。
・行き先は同じ
漫画喫茶に入り、しばらく時間を潰す。どうやら我々と同じようなお客さんが多いようだ。
インターネットで某巨大掲示板コミケスレをチェック・・・1日目・2日目と、
皆さん頑張っておられたようで。
吉野家で朝食の後、“煩悩渦巻くヲタクの牙城”東京ビッグサイトへ出陣!
「もしサークルチケット忘れたら、『電車男』(フジテレビ系)みたいに外で本売りしてみるかね?」
「・・・警備員につまみ出されますよ」
・サークル♪サークル♪順番が♪さー来る
りんかい線国際展示場駅前にて、今回の助っ人であるダメ協会員・ボーリック様と合流。
猛暑の中、行列をなしている一般参加の皆さんを尻目に、我々はチケット片手にサークル参加者ゲートへ。
階段の頂上から、長蛇の列を見下ろす。そして優越感に浸りながら呟く−
「蟻(あり)どもめ・・・。」「見ろ!人がゴミのようだ」。
・押し寄せる人の波
午前10時。コミックマーケット開幕。今回我々が居るエリアは、腐女子向けエリアの近く。
妄想全開の姐さんたちが多数突進してきて、ダメ協ブースを・・・軽やかにスルー。
我々のような“ピコ手”(大手・中小以下の超弱小サークル)にお客さんが来るのは、12時ぐらいからである。
・身に覚えのある人も、無い人も
「ダメ人間」という言葉に反応して(?)たくさんのお客さんが立ち寄って下さいました。
新刊本に加えて旧刊本(2003年度版)も、何だかんだで売れている。
1冊でも多く売らなければ・・・少しでも帰りの荷物を軽くするために(切実)。
15時40分、ダメ協ブース撤収。皆様お疲れ様でした。
その日のうちに、新幹線で帰宅。本が売れたおかげで、「ひかり」の指定席券を買うことが出来ました。
・お礼。
「ダメ人間白書」のネタにご協力いただいたダメ協会員の皆様、ありがとうございました。
(本のネタは皆さんからの寄稿によるものですが)自分の編集した文章を読んで
笑ってくださる方がいらっしゃった時は、連日徹夜した甲斐があった・・・と思いました。
今回も挿絵「だめぽさん」イラストを描いて下さった東京支部・くるみさん、
荷物持ち+売り子として大活躍して下さった彩の国支部ボーリック様、ありがとうございました。
各種差し入れを下さった皆様、ごちそうさまでした。
最後に。「ダメ人間白書」をお買い上げいただいた全ての皆様に、心よりお礼申し上げます。