どうしようもない刃物男

今年2月、愛知県安城市のスーパー店内で買い物客が刃物男に殺傷されるという
事件がありましたが・・・その公判が、名古屋地裁で行われた。
が!被告人は事もあろうに、法廷で証人として出てきた被害者女性を殴ったらしい
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050728i209.htm)。
何だよ!腰縄やら手錠やら、してなかったのか!?

刑事訴訟法は、被告に暴行や逃亡の恐れがある場合を除き、公判では被告の身体を
拘束してはならないと規定しており、法廷内では通常、手錠や腰縄を外す。
名古屋地裁の田中良二総務課長は「過去2回の公判で暴行のそぶりはなく、
検察庁からも暴行の恐れがあるという情報はなかった」と説明。
被告や証人が座る法柵の内側に、法廷警備員を配置していなかった。

そうなのか・・・。まあ普通に考えたら「逃げたり暴れたりしたら、裁判に不利」だから、
法廷からの逃亡を企てたり、暴力を振るったりする被告人も滅多に居ないでしょうけど。
そんなこともわからないようじゃあ、もうダメですな。コイツは。