今をときめく課長代理!結婚お祝い・寿スペシャル

(前フリ)「この日は、世間をちょっと騒がせた『あの発表』から、一週間が経っていた」。
フジテレビ721ch「ゲームセンターCX」。「有野の挑戦」今回のお題は「ときめきメモリアル」(コナミ)。
「あの発表」とは・・・言わずと知れた、よゐこ有野晋哉・結婚発表。
ゲームセンターCX」のスタッフにも、結婚のことは明かしていなかったらしい。
・「ディナー食いに行ける」筈だったのに
「去年のクリスマスイブとか、夜遅くまでロケしてすいませんでした」笹野ディレクターが謝罪する。
「ええよ(笑)」有野課長代理は意に介さず。「(ゲームに)理解ある嫁やから大丈夫」。
この時か。そこは「ゲームが共通の趣味」という有野夫妻、さすがです。
「旦那がゲームで遊ぶ事に対して、ある程度理解を示す嫁」というのが、我々世代に増えてるんですかね。
・王様「じつはワシはしっておった」
実はこの収録の10日前・・・「ファミコンジャンプ・英雄列伝」(1989年、バンダイ)をプレイして時間切れを迎え、二日目に入る予定だったのだ。
それを急遽変更。差し出されたソフトは「ときメモプレイステーション版(1995年)だった。
題して「祝・有野さん結婚特別企画」。「たまに行くならこんなゲーセン」と「もしもし大作戦」はお休み。
・もう10年も前の話なんですね
ときメモ」といえば、ノンエロ恋愛シミュレーションゲームの元祖とも言うべき作品。
高校3年間の学園生活で様々な女の子と出会い、恋を実らせて「卒業式の日に告白される」ことを目指す。
続編やスピンオフ作品がいくつもリリースされ、現在もその人気は衰えを知らない。
数多ゲーマーの人生を狂わせ(?)、“理想の女性”として同作品の登場人物を挙げる男性も居たとか居ないとか
広島東洋カープ森笠繁選手は選手名鑑に「理想の女性:藤崎詩織」の名を出し、“球界のときメモラー”の異名をとった)。
・お手並み拝見!
で。今回の目標は、その「最高難度のヒロイン・藤崎詩織に告白されるエンディング」を目指す。
有野さんに“口説きのテクニック”の手本を見せていただこう・・・というわけだ。
どうせなら元祖も元祖、PCエンジン版(1994年発売)でやればいいのに(笑)。
・好みのデートスポットは人それぞれ
勉強や身だしなみで自分の能力値を上げ、登場人物の女の子たちを次々とデートに誘う。
誘う場所は・・・「番組上、ゲーセンかなあ」。
そして断られる。「ゲーセンなんかで初デートに行ったら、絶対嫌われるよなあ」。
それは女の子にもよる。相手に合ったデートスポットを選ぼう。「ゲーセンすきなこもいるぞ」(王様)。
・ゲームの方が簡単?
このゲーム、「リアルの女の子ではあり得ない」展開も多々あるのですが(^_^;)。
そこはツッコミなしで。
順調に女の子からの評価を上げていく有野くん、モテモテで鼻の下伸びまくり。
パラメーター上では色男でも・・・片桐のスリーサイズの「B86」という数字に注目したり、
詩織の水着姿にエロい視線を投げかけたりと、ただのスケベオヤヂになり下がっている(爆)。
・紆余曲折を乗り越えて
そしていよいよ、ゴールとなる卒業式の日。
伝説の樹の下で待っていたのは、赤い髪の少女・・・赤い髪といえば詩織か朝日奈夕子−どっちだ!
「し、詩織・・・!」
「今日、あなたにどうしても言いたいことがあって」
きた来たキターーー(゜∀゜)ーーーーー!!本当に藤崎詩織が来た!
・ブーム当時に思ったこと
恋物語も、いよいよ大詰め!この場面で、彼女の「どうしても言いたいこと」が
「お前キモいんだよ!!」の一言だったら面白いのに。
実際はそんなことを言われる筈も無く。詩織は思い切って打ち明けるのであった−
「好きです」。
有野晋哉、きらめく
「終わりや!一発OKやー!!やったー!できたー」
というわけで。目標の「藤崎詩織エンド」達成ー!!有野さんグッジョブ!
アクションゲーム以外なら本当に強いな、この人。
「女の子の浮いたセリフのたびに(スタッフから)『うぉーっ』って言われるのがね・・・
『うぉーっ』言われるけど、結局ゲームやからね(^_^;)ボク、嫁おるし」。
・恋の次は「努力・友情・勝利」
「家で晩飯食えるかも・・・」早く愛妻の待つ家に帰りたい有野。ところが笹野ディレクターから、非情の宣告。
「次はこれ(『ファミコンジャンプ』)をお願いします」。
「殺人的スケジュールやなー」ぼやきつつも「やるか」・・・次回に続く。