桜色のカリフラワー

先日、スーパーでカリフラワーが安く売っていたので購入。
カリフラワーというと、多くの方は「塩茹でしてマヨネーズかけて食べる」「グラタンに入れ、チーズ乗せて焼く」
などの食べ方をすると思いますが・・・酒飲み駄メイドの好みは「カリフラワーの酢漬け」。
・思ってても言うな
しかも。この季節に作るのは、白い花の部分をピンクに染めた「桜並木風マリネ」。
−「何ですか?この気持ち悪いピンクのカリフラワーは?」
そこ!気持ち悪いとか言わない!(^_^;)ピンク色の素は、紅ショウガの漬け汁。
桜の季節にはいささか遅いが・・・春になると食べたくなる一品であります。
(画像:紅ショウガ汁で染めたカリフラワーと、酢漬けだけの白いカリフラワー)
レシピ等、興味のある方は続きをお読み下さい。
・高級ホテルの技を盗め!
−「しかし。なんでそんなもの思いついたんですか?」
あれは会社に入って1年目の頃。仕事の用で東京・品川駅前の「ホテルパシフィック東京」に行き、
そこのティーラウンジで昼食をとる(お勘定は会社持ち♪)。
ランチメニューのサラダに、ピンクに染められたカリフラワー
(ホテルの庭の桜並木をイメージしたものだったらしい)が乗っていたのだ。
その日。帰宅して、実母に報告したら「家でも真似してみよう」ということになり、
実家の家庭料理のひとつに加えられたのであります。
・レシピ「カリフラワーの甘酢漬け(酒飲み仕様)」
元ネタは「タカラ本みりん」(宝酒造)の肩掛けにあった、栗原はるみさんの「新・和食」レシピ。
ただし。その通りの分量で作ると甘ったるいので、みりんを減らして料理用白ワインを加えてます
宝酒造さん、ゴメンなさい)。

(材料)

  • カリフラワー=1株(塩で茹でる)
  • 酢=1カップ
  • 鷹の爪=1本
  • 味醂シロップ(仮称)砂糖の量はお好みで加減して下さい。
    • みりん=大さじ2
    • 白ワイン=大さじ2
    • 砂糖=小さじ4
    • 塩=小さじ1/2

(1)鷹の爪は種を抜き、細かく刻むか輪切りにしておく(ハサミを使うとやりやすい)
(2)味醂シロップ(仮称)を作る(みりんと白ワインを火にかけ、ひと煮立ちしたら砂糖と塩を入れて煮溶かす)
(3)カリフラワーを食べやすい大きさの小房に切り分け、塩ゆでする。
(4)2のシロップに酢を入れ、混ぜて冷ます。1の刻み唐辛子も入れる。
(5)3のカリフラワーが茹で上がったら、よく水気を切り、熱いうちに4の甘酢に入れる。半日〜1日で食べごろ。
(桜色に染める場合)味のしみたカリフラワーの花の部分を、紅ショウガの漬け汁(小房1個に対して小さじ1。
梅干の赤い汁、赤じそ梅酢でも可)に漬ける。
−「人工着色料のとりすぎは体によくないですよ?」
・・・赤いのは、年に1回作るか作らないかですよ。めんどくさいんで。