カルフール撤退表明、イオンに店舗売却へ

小売業世界第2位のフランスの大手スーパー・カルフールが、日本にある8店舗をすべて
イオンに売却するらしい(http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20050310i213.htm)。
そういえば一度も行かなかったなー、カルフール。JR海浜幕張駅前にもあったんで
千葉ロッテの試合を観戦したついでにでも、一度ぐらい足を踏み入れておけば良かったか。
・黒船座礁
2000年。鳴り物入りで日本に進出してきたカルフール
「でっかい店舗に豊富な品揃え」「車で乗り付けて、一週間分ぐらいを大量まとめ買い」
・・・というのが、欧米風スーパーマーケットのスタイル。
だがしかし。日本人から見たら、この種の巨大店舗って「たまに行くと楽しい」んだけど
毎日行くとなると、ちょっと疲れるんですよ。どこに何があるか、探すの大変だし。
・日本人はうるさい
一方。日本のスーパーマーケットのスタイルは、世界的にも特異だといわれている−
商品の品質・鮮度管理から顧客サービスまで、きめ細かい対応が要求されるのだ。
日本人には、欧米流の「大量に買って大量に食う」胃袋が備わっているわけではないので
「新鮮なものを必要なだけ買う」ことができなきゃダメです。
日本の主婦を甘く見ていたようですな_| ̄|○
・ところで
日本に進出した大型店舗小売店で、目だった成功例は「トイザらス」ぐらいか。
コストコのような会員制ホールセール(ディスカウントスーパー)は、定着するんですかね。
昔、ダイエーグループに「Kou's(コーズ)」ってのがありましたが(2002年に終了)。