今や常識?電車男

話題の書籍「電車男」の話・その2。
昼のワイドショー「ワイドスクランブル」(テレビ朝日系)の一コーナー「夕刊キャッチアップ」。
タブロイド紙の「電車男」について書いた記事が紹介されたのだが、その見出しが
「知らないと恥をかく『電車男』って何だ」。
いや。別に、知らなくても恥なんかかきませんから(^_^;)。大丈夫ですよ。
・本当に居るんですか
記事は世のお父さん層向けに「電車男」のあらすじを紹介。また「実際に『電車男』に会った」という
編集を担当した新潮社の人のインタビューが掲載されていた。それによると
「彼はごく普通の男の子だった」という印象らしい。すっかりヲタから脱却できたのか。
・はなから「文学」ではない
コメンテーターのなかにし礼さんは、この“読者参加型のラブストーリー”に対し
「昔、筒井康隆が読者参加型の新聞小説をやっていたけど・・・文学の行く末は寂しいねえ」とコメント。
そうか。寂しいのか。・・・つーか「電車男」は、いわば“ドキュメンタリー”ですから
通常の文学作品と同列に比較はできないでしょう。